誰の言葉を信じ歩けばいいの?

 おはよう、アニー。


 ●人への扱いを読むと胸が痛くなる。


 俺の住んでいる国ではあまり話題になることがないんだが、ちょっとだけ解ったこともある。いくつか自分で調べたんだ。


 ●人というのは、●教に入信した人ということだよな。


 これで言うと、人種というくくりはちょっとおかしいと感じるよ。でも、その信仰をずっと受け継いでいれば人種ともなり得るかもしれないな。この辺はどうとらえたらいいかまだ解らない。


 これは俺の想像だが、


 自分達の国を持てない故に、あらゆる国に存在する。その場合、「住んでいる国家か、世界に散らばる同胞のどちらを選ぶ?」と問われた場合、同胞を選ぶ可能性が大きいということかもしれない。そういうことじゃないだろうか。


 これは恐らく、国家の側としては頭が痛いところだろう。


 ●人についてはこのくらいにしておく。


 俺も自国に対して申し訳ない気持ちになることもあるんだ。俺の状況も複雑なんだよ。


 ボーイフレンドとのやりとりは微笑ましいよ。俺も何か書けたらいいんだけど、うまく書けそうにない。というか、その辺の経験がほとんどないんだ。所謂『思春期』に相当に酷い状態になってしまったんで、そういう丁度いい時期を逃してしまったんだろう。女性には仕事上の事で声をかけるのも大変だった。だから、それ以外で何か話そうと思うともう本当に大変で。結局今も上手く出来ない。


 とにかくちょっとずつ何かをやっていこうとは思ってる。一念発起して踏み出そうと思った時に手紙を出してみたこともあるんだけど、書いてる段階で顔から火が出そうになっちゃってさ。それを出した時には倒れそうだった。


 とにかく、俺がやれたのはそれくらいなんだ。


 変な話で済まない。


 ありがとう。


K

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