The Name
遠い空から聞こえる
誰かの名を呼ぶ声が
崩れゆくこの世界で
その声だけが真実
やがて消えてしまう身では
清く美しく咲き誇る
花のように響く
暗闇の中で一つ
確かなものがあった
紡がれたその名前は
ただただ懐かしくて
ここで君を見守るよ
いつの日か
出会う日まで
夢と現実の狭間
名を呼ぶ悲痛な叫び
その名を呼ぶ意味に気づいた
「そうか、この懐かしい響き」
その名の持ち主は
消えかけたこの世界に
誰かの声が響く
紡がれたその名前に
今今応えるから
君を助けに向かうよ
いつの日か
戻る日まで
遠い空から
呼ばれたのは
僕の名だったんだ
君と僕は繋がってたんだ
見つけてくれてありがとう
今はもうわかるから
暗闇の中で僕を
見つけてくれた光
紡がれたその名前が
ただただ嬉しいんだよ
ここで君を支えよう
いつの日か
出会う日まで
君が僕に気付く日まで
僕はここで待ってる
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