No,3 『静的果実、動的世界』
大量の嘘 破裂しそうで
ああ やなこった つってたら事故った
ありふれたこの
というかそもそも 唐変木な僕は
丸まった モルモット
否 待った 或いはコメット
そうらまた 昨日を消せる
消えそうな夕暮れに また僕は
紛れて 世界を蹴った
真っ白な頭を 真っ黒に染め上げるような
そんなカテゴリー
ふと途切れてしまった 日常を
やらかいホッチキスで留めて
真四角なコトバ 真ん丸に丸めて
もう 見えやしないよ
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