この詩にメロディをつけてください
文部 蘭
No,1 『エスカトロジー』
一生で一度の 天変地異の日
僕は君の頬をさすった
そしたら そしたら そしたら そしたら
ふと眠気が爆発した
僕らの昨日とか ちゃんと迷子になれたかな
燃え尽きちまった 亡骸を砕いて
またその涙をなぞってよ
壊されるくらいなら いっそのこと壊してよ
その程度の アーケードを
今夜も胸に宿して
はにかんだ君が弾けた 終わりを知らせる瞬間
何も手にしていないはずなのに
またも僕は 世界を潜ったんだ
誰も知らない 永遠不幸の実
君が知らぬ間にもぎ取った
ほらまた ほらまた ほらまた ほらまた
そらお怒りのお天道様
虐げられるのなら いっそのこと虐げてよ
そんな偶然 下手すりゃ運命論
なんか大気圏に飛ばして
世界中で独りになった 君を惑わせる瞬間
生唾をごくりと それなのに
またも僕は 君の匂いを嗅いだんだ
誰も彼もその身に纏う 幼さを捨てたくて
そんなことをしてる間に そら 世界は目を閉じちまったし
はにかんだ君が弾けた 終わりを知らせる瞬間
何も手にしていないはずなのに
またも僕は 世界を泳いでくよ
世界で独りになった あなたを惑わせる瞬間
生唾をごくりと それなのに
またも僕は 君の匂いを嗅いだんだ
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