第82話 匂い

「あ!そうだ。思い出した。」

「え!?何を………!?」

 花梨は眉をひそめた。

 その首筋に、オレは鼻を寄せ、

クンクンと匂いを嗅いだ。

「な、何………?」

「うん!この香水の匂いじゃないよ。」

 オレは花梨の匂いを嗅ぎ、

安心した。

「香水………?」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る