第20話 神月一族の紋章❗

「これこそ、神月一族の紋章よ❗

 オレの胸のアザを差した。

 ヤタガラスのような奇妙な

紋様をしていた。

「紋章。このアザが……?」


「ええ。」


「ねぇ、さっきお父さんが、

戸籍を買ったって言ったけど…

…?何のために……。」

「それは、神月一族から

逃れるためよ。」

「どうして、逃げるの。」


「ここから先は……、トップ・

シークレット。聴けば、

もう後戻りは出来ないわ。」


「え?何だ。そりゃぁ……。」

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