4月19日

4月19日

 君が何度も何度も言った言葉が、どうしようもなく哀しくて、僕は泣くしかなかった。

 君は、いつもそんなことを考えているの。いつも、僕が君を愛せなくなるいつかを、予期しているの。

 君は涙が出るほど、あまりにもしっかりと現実を見据えているし、だからこそ永遠を願うのだろう。

 いまのところそんな予定は全くないけれど、確かにいつか、僕が君を愛せなくなる日は来るかもしれない。

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