星剣士は夜空に輝く(仮)

真空

第1話 星降る夜

「ソディアは、本当に良い子だね」


 その言葉に、思わずソディアは噴き出した。いきなり何を言い出すのだ、と隣に座る眼鏡をかけた小柄な少女を見れば、慈愛の表情を向けられていた。それでいて少しだけ小悪魔的な笑みを見せ、心底楽しそうといった感じだ。


「い、いいいきなり、何を言うの、ミントちゃん。私が、良い子……って、そんなわけないじゃん」


 動揺を隠せぬまま、ソディアはミントの言葉を否定する。自分が善良であることことを肯定できるほど顔の皮は厚くない。それ以前に、自分が良い子ではない。そう言い切れる。

 

 自分が本当に良い子なら、あなたを守ってあげることができるのに。

 大切な幼馴染のために、戦えるのに。


 ソディアはそう思いながらも、行動に移すことができない。

 そんな自分に嫌気が差し、思わずため息を吐く。

 すると、ミントは「それだよ、それ」と、笑みを見せて言う。


「今さ、『本当に良い子なら』とか思っただろう。じゃなきゃそんな顔見せない」

「え……? あ、ごめん……」

「なんで謝るのさ。だから、ソディアは良い子だなあって思うんだけどね。普通なら、私の境遇を知っていれば知らんぷりが当然なんだよ。でも、ソディアはこうして私の隣にいてくれる。しかも、どうにかしたい……とも思ってる」


 それは、買いかぶり過ぎだ。と、ソディアは思う。

 思うだけならば、考えるだけならば自由だ。大切なのはそれを行動に移すことであり、ただ苦悩するだけならば誰だって出来る。だから、自分はそう大層な人間じゃない。


「苦悩してくれる分だけ、私は嬉しいよ。私のことを想ってくれるだけで、助かってるさ」

「で、でも……やっぱり、どうにかしなきゃ。ミントちゃんは何も悪くないのに、なんでこんな目に遭わなきゃいけないの……?」


 ソディアがそう言うと、ミントは困った様に眉の両端を下げると、達観したかのように目を細める。そして、溜息混じりに、夕暮れの雲を見上げながら言う。


「あの人たちはね。たぶん、私に嫉妬してるんだよ」

「……嫉妬?」

「そう。嫉み、妬んでるの。ほら……私って、目立つだろう?」


 ミントの言葉に、ソディアは頷く。

 彼女は自他ともに認める優秀であり、その才能に教師たちも期待している。そのために、他の生徒に比べてミントが贔屓にされていることは否めない。ミント自身が望まなくとも、彼女は学校の期待の星として特別視されている存在なのだ。


「自分でも思うよ。あ、私って天才だなって。他人が出来ないことなんて私にとってはただの遊びだ。テストとか、苦労した覚えがない。試験だって……全然、手ごたえ無かった。つまらないと言ってもいいくらいだ」

「流石だねえ……」

「でもさ、それを気に入らない人たちはやっぱりいるんだよ。成功を祝福できずに、嫉んで、妬んで……でも、勉強じゃ勝てないから、他の分野で私の優位に立ちたいってわけさ……」


 分からなくもない。

 ナンバーワンよりオンリーワン。そういう考え方だってある、とソディアは思う。加えて言うならば、テストの点数、成績だけが人間を測る物差しというわけではない。だからこそ、それ以外の分野で秀でていればいい……しかし、問題はその手段だ。それは決して、暗いものであってはならない。他人に認められるような、明るいものでなければならない。


 そう、暴力など以ての外だ。


 ミントは小柄であるために、力では他人に勝てない。

 異性である男性は当然として、同級生の女性にさえ簡単に押し負ける。それを知った一部の集団が始めたのが――ミントへの嫌がらせだった。


「……ま、あと一か月くらいの辛抱だよ。そしたら、私は今のクラスから特進クラスに進学して、程度の低い連中と縁は切れる」

「でも、そんなの……」

「いいのさ。……それに、まあ……あの人たちがそれで少しでも気が晴れるなら、それでもいいかって……思ってるしね」


 ミントは、そう言って言葉を切る。

 それが、彼女の本音でないことをソディアはわかっている。あれは、自分を納得させるための、自分の状況を肯定するだけのただの詭弁であることはわかっている。しかし、それを否定して何になる? それを否定したところで、自分には何も出来ない。駄目なことを駄目だと言って、彼女を守ることができなかった自分が、それを否定する?


 馬鹿馬鹿しい。腹が立つ。

 ソディアが押し黙った様子に、ミントは笑う。

 なぜ笑っているのかとミントへと目線を向ければ、すっきりしたような顔つきだった。先ほどまでの自分を殺しているかのような暗い表情ではない。そして、ミントは再び言った。


「ソディアはさ、私よりもずっと良い子だよ」

「……さっきから、良い子良い子って言うけどさ。だから、それは違うよ……。良い子になろうとしてるだけの……言うなれば、ファッション良い子だよ」


 ソディアの迷言に、ミントは「なにそれ……」と苦笑しつつ、言葉を続ける。


「だってさ……普通、こんな高慢ちきで性格が悪いチビ女となんて、誰も仲良くなったりしないぜ? なのに、ソディアは幼馴染ってだけで、私に付き合ってくれる。だから、そうだね……。私にとっての良い子だよ。ソディアは」


 そう言い終わると、ミントは立ち上がる。

 空を仰げば、昼が終わり、世界は夕闇に染まりつつある。寂寥感に溢れる空に、わずかながら星たちが顔を出しつつあった。夜が始まりを告げ、次第に空は黒く濡れていく。


 ミントの隣に、ソディアも立つ。

 二人がいる学園の屋上は、普段は出入り禁止だ。しかしながら、ミントが「天体観測がしたい」と言い出せば、学園の希望の星である彼女の要望はすんなりと通る。彼女は学生の身分でありながら、その権限を行使して、こうして屋上で友人との逢瀬を楽しんでいたのだ。


「ここなら、あいつらからも絶対に見つからない。それにまあ、天体観測をしたいというのも嘘じゃないし」

「誘ってくれたのは嬉しいけどさ、ミントちゃん。私は星のことなんて、さっぱりわからないよ」

「わかってるよ。教えるって……」


 その言葉を聞き、ソディアはミントにぴたりとくっつくように立つ。

 そして、二人の目線を合わせるように寄り添うと、夜空に光る星を指差して「あれは?」と訊く。一等に明るく光る星を見て、ミントは言う。


「レグルス。獅子座の一等星だね」

「獅子座……か。たしかあれだよね……神話だと……なんだっけ?」


 苦笑いをするソディアに、ミントは呆れながらも話し始める。


「神話だと、獅子座はレオという英雄が由来だよ」

「そうそう、それだよ! 確かあれだよね……なんか怖い人!」

「間違っていないけどさ……。まあ、その通り。彼は英雄として無類の強さを有していた。でも、その戦い方はまるで命を軽んじているように残虐で……周囲からは畏怖の目で見られていた。最期は、恐怖に駆られた王が、英雄を処刑した……って話さ」


 ミントの話を聞いたソディアは、再びレグルスを見上げる。

 その輝きは、英雄の何を意味しているのだろうか。ミントに聞けば答えが返ってく両な気もしたが、ソディアはあえてそうしなかった。なぜだか自分でもわからないが、それは自分で確かめなければならない気がした。


 すでに夜空には満点の星空が広がっていた。

 レグルスのような強い光だけでなく、小さな光までもが輝いている。その光景に、二人はしばらく目を奪われた。二人にとって沈黙は苦痛ではなく、むしろ二人が同じ時間を過ごしていることに安らぎを覚える。肩を寄り添い、互いの体温を感じ合い、自然と心が温まる。


 ソディアはミントの手を包み込むように握れば、小さな力で握り返される。

 ああ、そういうことなのか。と、ソディアは納得した。

 なんで天体観測に誘ったのか。気まぐれなミントならばそういうこともあるかと思っていたが、どうやら違うようだ。


「ねえ、ミントちゃん」

「なに、ソディア」

「……これで、お別れするつもり?」


 ソディアの言葉を聞いて、ミントはびくりと震える。

 しかしすぐに観念したように、息を吐くと、「うん」と悪びれなく首を縦に振った。


「これが、私とソディアの最後の思い出。明日から、ソディアと私は無関係。お別れってことだね」

「……それって、なんで?」

「……まあ、うん。そう訊かれると思ってた。端的に言うとね、自分のためだよ」


 意味が分からない。そう口に出したくなるが、ソディアは堪えた。

 ミントの言葉をゆっくりと待った。


「私が傷つくと、ソディアも傷つく。自分の痛みに私は耐えれるけど、ソディアの痛みに私は耐えられない。だから……私はソディアとの縁を切る」


 無関係になる。

 赤の他人になる。

 ただの、ソディアとミントという一個人に戻る。


「そうすれば、私は平気。君が傷ついたところで、私には関係がないからね。でも、何も言わずに縁を切るだなんて、そんなことはしたくなかった。だから、こうして最後の思い出をつくろうって思ったわけ」


 淡々とした様子でミントは言うが、ソディアは納得が出来なかった。

 そして、ミントの言葉が先ほどのような嘘ではないことが嫌でもわかってしまう。まごうことなき彼女の本音であることがわかってしまう。だからこそ、納得できる部分もある。今日はやけに本音を話すと思ってはいたのだ。それは、最後だから。最後だから、全部話しておこうと思っていたのか。


「ソディアも、私に言いたいことがあるなら今の内だぜ。この星が消えて、朝日が昇ったら……私と君は無関係なんだから」


 勝手すぎる。

 そう考えた瞬間、ソディアはミントを押し倒していた。小柄なミントの身体は軽く、ソディアの細腕でも簡単にその身を倒すことができた。いや、それはもしかしたらミントが抵抗しなかったからかもしれない。


 自分の下にいるミントを見れば、余裕のある笑みは崩さないが、どこか顔が赤くも見える。しかしながら、満点の星があろうとも夜であることに変わりはないために確証はない。


 なぜ、自分はミントを押し倒した?

 彼女の身勝手さに怒った?

 彼女の身勝手さに悲しんだ?

 それとも……。


 わからない。頭の中がぐちゃぐちゃで。

 空には綺麗は星空が浮かんでいるというのに、ソディアの心の中は乱雑だ。

 自分が何をしたいのか、何を言いたいのかもわからない。


「なんだよ……。押し倒してきて、何もしないのかい」


 そう、冗談混じりに、ミントは言う。

 すると、彼女の方から手が伸び、ソディアを自分の身に引き寄せた。ミントの温かな体温と、静かな心音を聞けば、なぜか涙が止まらなかった。


「ごめん……とは言わない。謝ったところで済む問題じゃないし」

「……私が何を言ったところで、ミントちゃんは自分の考えを曲げない……よね?」

「うん。もう、決めたこと」


 例えば。

 例えば、ここでソディアがあの連中と同じように暴力を振るえば、暴力でミントの心身を支配すれば、前言撤回するかもしれない。

 例えば、ここで愛を囁けば、ミントの判断を狂わせることができるかもしれない。


 ミントは天才であるが、完璧ではない。

 彼女の意思を曲げる方法は、いくらでもある。

 しかし、ソディアはその選択肢を掴むことはしない。そうしなければ、自分の大好きな幼馴染が離れて行くと知ってなお、その選択肢を放棄する。


 なぜなら。なぜなら、それは。


「本当に、ソディアは良い子だ」

「……そんなこと、言わないでよ……。馬鹿ミント……」

「天才である私を馬鹿と言えるのは、世界でもあんたくらいのもんだよ」


 認めない。認めるわけがない。

 でも、そうしたところでミントはそれを認めないだろう。

 打つ手なしだ。


 ソディアは起き上がり、ミントを引き起こす。

 そして、再び星空を見上げる。祝福するかのような、満点の星空だ。

 寂しさと華やかさ。それに神々しさが合わさったかのような幻想風景。


 二人の最後の思い出として、ちょうどいいだろう。


「言いたいこと、言おうかな」


 ソディアがそう言うと、ミントは「お? 聞くよ聞くよ」と乗り気な姿勢を見せる。むしろ、自分が曝け出したのだから、お互い様だ! と言わんばかりの食いつきだ。


「私ね……多分、そんなにいい子じゃない」

「またその話? だからさ」

「違くて。……私、ミントちゃんも知らないような……なんというか……その一面があるっていうか。それが、私にも何なのかわからないんだけど……」


 ソディアの言葉は途切れ途切れで要領を得ない。

 しかし、それを茶化さずに、ミントはソディアの言葉をしっかりと聞く。


「私……自分でも気づかないような、大きな本音を、多分どっかに抱えてる。頭か……心か。それはわからないけど。でも、そいつは確かにいるんだよ。だって、その本音は、たまに私に言うんだ」

「言うって……何を?」

「『それでいいのか』って」


 その瞬間。ミントの目には、ソディアから表情が消えた気がした。

 自分でも言葉に出来ないような恐怖がミントへと襲い掛かると供に、何かを言わなければならないと必死に言葉を探す。しかし、その思考半ばのところで、それは起こった。


 ふっ、と空の光が揺らめいた。

 雲が星光を遮ったかと思い、見上げれば、その光景に目を見開く。


 流星群だ。


 空に光る星々が、次々と流星となって降ってきている。

 ひとつやふたつではない。夜空に輝くすべての星が、落ちているのだ。

 それはまさに星の雨に相応しい、まるで御伽噺のような景色だ。

 ミントは信じられない、と唖然としている横で、ソディアは「わあっ!」と驚きと喜びが合わさった声を挙げる。


「すごいよ、ミントちゃん! いっぱいの流れ星! 綺麗だね……」

「綺麗って……いや、でも」


 ありえない。

 なんだ、この現象は。

 ミントは自信の知識を、思考をフル回転させて目の前のこれに納得できるような言葉を探した。こんな、こんな美しくも恐ろしい光景が、あるだろうか。夜空に煌めくすべての星々が、まるで崩れ落ちるかのように地上へと降り注ぐなんて。


「崩れ、落ちる……。そうか、これが、もしかして『星崩れ』?」

「星、崩れ?」


 ソディアが訊き返した言葉に、ミントは相槌を打つ。

 次第に近づいてい来る星の輝きに目を奪われつつも、口は素早く動く。


「神話の中に出てきた伝説だよ。夜空に輝くすべての星が、崩れ落ちるんだ。ただの、伝説かと思ってたのに……」

「神話の中の……。ってことは、もしかして神話も、本当は……」


 ソディアの言葉に、ミントは気づく。

 言われてみれば、その通りだ。神話の一説にある『星崩れ』が実在するものならば、それに関係がある神話そのものが本当にあったことかもしれない。


「こ、こんな、こんなことって……」

「世の中には、まだまだわからないことだらけってことだね……」


 そう言って、まるで勝ち誇ったようなあどけない笑みを、ソディアは見せた。

 それを見たミントは、不思議と心地よい敗北感に満たされた。そして、「そうだね」と言葉を続けようとした。もしかしたら、そのまま「やっぱり一緒にいたい」と本音が漏れ出てしまったかもしれない。


 しかし、そんな未来が訪れる前に。

 光がソディアの胸を貫いた。


 一直線に、まるでソディア目掛けて落ちた来たかのような光が。

 彼女の胸を貫いた。


 一瞬だった。

 瞬きをしていれば、その瞬間を見逃してしまったかもしれないほどに。

 ソディアが崩れ落ちた理由さえも知らなかったかもしれないほどに。

 あっけなく、その光が少女の胸を貫いた。


「ソ、ソディアっ!!」


 屋上の冷たい地面に倒れた友人に、ミントは駆け寄る。

 急いで光が射貫いた胸元を見れば、制服とその下の下着が焼き焦げていた。


「嘘、嘘、嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘っ!!」


 最悪な想像を否定しながら、ミントは傷口を見るために彼女の服を脱がす。慌てているためか、思うようにボタンが外せない。いや、違う。気づけば、手が、指が震えているのだ。否定しようとも脳裏をよぎる最悪な結果が、どうしても離れない。


「もうっ! しっかり、しろ、私っ!! なんのための天才なんだっ!!」


 それはすでに、破ると言ってもいいほどに無理矢理だった。

 すでに布と化した衣服を投げ捨て、急いで胸元を見る。出血は? 傷はどこまで? そう考えつつ手を伸ばしたところで、違うことに気付く。出血している様子はない。傷も……。


「これって……?」


 見れば、彼女の鳩尾あたりに、痣がある。

 ぼやけたように広がった、青い痣だ。

 心音を確かめれば、その鼓動は正常だ。呼吸も確かにしているようで、どうやら外傷らしきものはないらしい。


 結果として、ソディアは無事だった。

 不思議な痣があるだけで、傷ひとつない。


「な、なんだ……心配させて……はあ」


 彼女が無事であることを確かめると、ミントはソディアの横に寝転がる。どっと内側から疲れが噴き出し、すでに指一本動かすことも億劫だ。しかし、何がどうなったからわからないが、ソディアが無事であることを心の底から安堵する。


「最後じゃなくて、最期の思い出になると思ったよ」


 それはまさしく、最悪だろう。


 しかし、どうにも理解できないことが続いている。

 ミントは一度落ち着き、混乱した思考を整理することにした。


 星崩れ(まだあの現象が星崩れだと断定したわけではないが)が起きたと思ったら、次はソディアが光に貫かれて意識を失った。ということは、あの光は……もしかして、夜空から降り注いだ流星だったのだろうか。そんな馬鹿馬鹿しい考えがあるか。流星とは、つまりは流れ星であって、隕石だ。人体に直撃すれば、ただではすまないことは容易に想像できる。


 そう思い、夜空を見上げれば、さらなる驚きにミントは身を震わせる。


 星がない。

 たったのひとつも、その輝きが見当たらない。

 あるのは寂しげな月光のみ。朧気な青白い光のみだ。


「夜から、星が消えた……?」


 それが、あの『星崩れ』だというのか?

 あの八十八の星座が、すべて消えてしまったというのか?

 訳が分からぬまま、ミントは思考を放棄し、微睡の中に意識を溶かしていく。


 しかし、どこかで確信はあった。

 ソディアを貫いた光が、夜空に輝く星であることを。

 そして、星崩れが、かつての神話の始まりを告げる天災であったように。

 これから、再び神話が、英雄の物語が始まるのであろうことを。


 だけど、今はまだそのときではない。

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