第18話
【カップル4】
無口少女×作家少女(#4)
少年「もしよかったら、どこか遊びにいかない?」
少女「……私、海に行きたい」
少年「もう秋なのに?」
少女「うん。なんとなく、行きたいの」
少年「そんなに海好きだっけ?」
少女「好き。……昔はそうでもなかったけど」
少年「そうだったんだね。えっと、理由は?」
少女「……当ててみて?」
少年「じゃあ、電車とかの乗り物が好きだから……とか?」
少女「それも、好き。……昔はそうでもなかったけど」
少年「うーん……あ、さざ波の音が好きだからとか!」
少女「嫌いじゃ、ないかな。……昔はそうでもなかったけど」
少年「えーっと……」
少女「難しい?」
少年「そうだね」
少女「……正解発表」
少年「正解は……?」
少女「……綺麗な景色と君が、一緒に見られるから」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます