74 アマーリエの決断とヤーヒムの願い(前)
昼下がりのドウベク街道。
そのスタニーク王国の大動脈の、王都から大陸屈指の迷宮都市ブシェクをまでを結ぶ馬車で七日ほどの区間は、緩やかな丘陵地帯を縫うように伸びている牧歌的な道のりだ。街道沿いに時おり広がる麦畑では収穫が始まっており、夏に向けて強さを増しつつある日差しの下、どの農村でも老人から子供までが額に汗を浮かべ年一番の大仕事に忙しく動き回っている。
が、彼らの中に働き盛りの男性は一人もいない。
街道自体を行き交う者もほとんどなく、どこか重苦しい緊張感が漂っている。王都で今なお続く激しい戦闘の影響だ。
普段ならば王都とブシェクの間は数多くの隊商が騒々しいほどに交錯し、ブシェクのラビリンスで一山当てようとする者、大金を手に王都に凱旋する迷宮探索者などを鈴なりに乗せた乗合馬車なども多く走っているのだが、それらの姿も全くない。
たまにいたとしても食料などの補給物資を満載し急ぎ足で王都に向かう輸送部隊か、街道上にある幾つかの宿場町を慌ただしく行き来する伝令兵かといったところだ。
そんな真空地帯のような街道を、土煙を上げてブシェク方面へと北上する一団がいる。
王都の戦線での大活躍が伝えられるザヴジェルの騎兵が十数騎。
その中央で守られるように囲まれているのは巨大なハルバードを携えた歴戦の傭兵、ケンタウロスのフーゴと、純白のスレイプニルに颯爽と相乗りするリーディアとダーシャだ。
「よし、あそこに見えてきた獅子みたいな形の丘が合流場所だぞ! やっぱりだいぶ早く着きそうだな!」
「相変わらず街道はがらがらだものね! 助かったわ!」
「父さん、もう待ってるかな! フラウ、あとちょっとだから頑張ってね!」
ダーシャが騎乗するスレイプニルの首を励ますようにポンポンと叩くと、その八本足の高級軍馬は勇ましい嘶きと共に更に速度を上げた。
彼らが目指しているのは街道からやや外れた場所に見える特徴的な丘。このペースならブシェクまで残すところちょうど一日といったそこが、今日のヤーヒムとの合流場所だ。
ヤーヒムは彼らとは同行していない。いや、正確に言えば別々に移動している、というのが正しいか。
迷宮都市ブシェク以南はヤーヒムにつきまとう追手勢力のひとつ、大陸全土に蔓延る裏社会の一大組織ゼフトがしっかりとその根を張っている地域だ。王都に向かうザヴジェル軍と一緒に先日この辺りを南下した時もそうだったのだが、今回もヤーヒムは慎重を期して姿を表に出さずに移動を続けている。
「リーディア様、本当に我らの護衛はブシェクの手前までで、そこで一旦別行動としてしまって宜しいのですか?」
「ええ、向こうに着いたら私たちは私たちで色々と行動しなければいけないから――彼と一緒に」
ザヴジェルの軽騎兵が一騎、集団から抜け出したスレイプニルのフラウに並走してリーディアに尋ねると、彼女はその答えと言わんばかりに遠く目的地の丘に降下する小さな人影を指差した。それは大空の支配者の如く、黒い翼を広げて舞い降りていくヤーヒムの影。手には何か魔獣のようなものを提げている。たしかに今日は一行の上空から離れている時間が多かったが、どうやら周辺の哨戒飛行のついでに皆の夕食を狩っていたらしい。
「父さんだ! リーナ姉さん、急ごう!」
ダーシャが宝石のようなアイスブルーの瞳を無垢な喜びに輝かせ、同乗しているリーディアを振り返った。その微笑ましい姿に、並走する護衛の軽騎兵が柔らかく目を細めている。
このところとみに年相応の無邪気さと明るさを増しているダーシャは、英雄天人族の姫君という肩書以上にザヴジェルの兵達に愛されている。壮年の小隊長である彼もまた、ダーシャに己が娘のような愛情を感じているのだろう。
「総員、
小隊長の掛け声に後続の騎兵達が小さく微笑みを漏らし、「おうっ」と一斉に速度を上げる。
みなダーシャには甘いのだ。本来は同じ<ザヴジェルの刺剣>であるマキシム他がこの護衛任務に就くという話もあったのだが、彼らにはアマーリエを補佐するという本来の任務が故に同行していない。代わりにここにいるのは選りすぐりの魔法騎兵が十五騎、全員が激しい競争を勝ち抜いた志願兵だ。そんな総勢十五騎の軽騎兵が一団となり、競争するようにスレイプニルを囲んで馬蹄を轟かせていく。
「くかか、駆けっこなら負けねえぞ!」
「ああっ、フーゴおじさんズルい! フラウ、負けないで!」
年若い少女の明るい笑い声と共に、一行は奥まった丘に向けて街道を外れていく。
その光景は戦いが続く緊迫した日々の中に顔を覗かせた一服の清涼剤のようであり、彼らの後ろではもうもうと湧き起こった土煙が初夏の空へ吸い込まれては消えていく。農村からも宿場町からも離れた場所で起こったその光景を目にしている者は、当事者以外に誰もいない。
◆ ◆ ◆
「――嬢ちゃん、寝たのか? ずっと移動で最後にあのはしゃぎようだったからな、流石に疲れたろ」
夜、リーディアの魔法で作り出した四方を囲む石壁の中。
街道から離れた丘の上で合流したヤーヒムと一行は、今日はそれ以上の移動をすることなく、休息を兼ねて早めの宿営に入ることにしたのだ。
彼らが護衛の騎兵とこうして移動しているのは、三日前に行われた話し合いの結果によるもの。
ヤーヒムがハナート山脈の向こう側の偵察から戻り、王家の<闇の手>の闖入者達を退けた後。
そこで行われた話し合いに基いて、ヤーヒム達四名と十五騎の精鋭魔法騎兵がこうして一路ブシェクを目指しているのだ。
ちろちろと燃える焚き火の明かりに照らされるこの石壁の中の空間は、ヤーヒムとダーシャ、フーゴ、リーディアの四人用の宿営スペースだ。
ヤーヒムが柔らかな眼差しで厚手の夜具をかけるダーシャの寝顔はほんのりと微笑んでいて、胸元には日没までの空いた時間にリーディアに教わっていた、白詰草の花冠が大切そうに握られている。
「……すまない、忙しいのにリーディアに付き合わせてしまった」
「ううん、私も楽しかったわ。気分転換にもなったし。それに、たまにはこういう女の子らしいこともさせてあげなきゃ」
「ぷくく、まさかヤーヒムも一緒に作るとは思わなかったけどな」
「……まあ、な」
そう、花冠はヤーヒムも一緒に作ってみたのだ。
出来栄えは酷いものだったが、ダーシャと二人、のんびりと過ごした時間は予想以上に豊かで満ち足りたものだった。フーゴは早々に逃げ出してしまったが、時おり様子を見にきてくれるリーディアとのちょっとした語らいもまた、ヤーヒムの心を満たす要素だったことは間違いない。
「――それはそうと、姫さんの方は例のアレ、目途は立ったのか? 明日の夜にはブシェクに着いちまうぞ」
唐突に声を潜めたフーゴの言葉に、残る二人の顔からすっと微笑みが消えた。
そうなのだ。今回の移動は遊覧旅行などではなく、二千からのヴァンパイアが攻めてくるブシェク周辺に事前潜入するためのもの。フーゴが言う「アレ」とはそこで重要な役割を果たす予定のもので、リーディアがシェダ本家の知識を総動員して用意を進めているものだ。
戦いは間近に迫っている。
アマーリエの後援を受け、こうして護衛の騎兵までつけてもらっているのだ。彼らが託された任務の危険度と重要性、そしてアマーリエの心配はいずれも大きい。あらゆる意味で失敗する訳にはいかないのだ。
三日前に彼女と行われた話し合いの様子が、重苦しい緊張感と共にヤーヒム達の脳裏に甦っていく――
◇ ◇ ◇
「……我がブシェクに行くべき理由は、そんなところだ」
今から遡ること三日前の明け方、ダーシャが眠る天幕の中で、ヤーヒムは自分の懸念と狙いを包み隠さず皆に話していた。
ブシェクにヴァンパイアが来襲すると自分が予想しているのは、皆が言うような地理的戦略的要因からではなく、真祖ジガがブシェクにあるブルザーク大迷宮のコアを狙うという確信に似た思いが一番の理由であること。
もちろんそのコアの青の力はヤーヒムが既に取り込んでしまっているのだが、単身でブシェクに行こうと言い出したのは、そこで彼らを待ち伏せしようと考えたからであること。
勝算はそれなりにあった。
彼らがブルザーク大迷宮のコアを狙っているならば、常に猛烈な日差しが照りつけるあの苛酷な砂漠の階層を通り抜ける必要がある。そこは並みのヴァンパイアでは生存することすらできない、ヴァンパイアにとっては鬼門ともいえる厳しい環境だ。日光の影響をほとんど受けないヤーヒムがあそこで待ち伏せをすれば、それだけでほとんどのヴァンパイアを封じることが出来るだろう。
「そうは言ってもなあ。本当にそこに来るんなら確かに狙いどころではあるんだろうけどよ、それ、ヤーヒムひとりでやる必要なくね?」
「そうよ、一度しかできない待ち伏せなんだもの。お日様なんて関係なくて、しかも魔法使いである私とかの方が適役だと思うわ。つまり、私も行った方がいいってことね」
「いやリーナ、せっかくの好機なのだ。どうせなら軍の魔法兵たちも大量投入し、完全勝利を狙う方が効果的だ」
ヤーヒムの考えはフーゴ、リーディア、アマーリエの三人に真っ向から否定された。
案自体は悪くないのだが、一人でやる必要は全くない、と。
「だがもしヤーヒムの予想が外れて、真祖ジガを始めとしたヴァンパイア達がブシェクを素通りし、ブルザーク大迷宮に来なかった場合。……その場合、待ち伏せ班の貴重な戦力がラビリンスの深層で待ちぼうけとなってしまう。軍を預かる者としては勇気が必要な賭けだな」
「それよりもさ。ヴァンパイア達が予想どおりブシェクに来たとしても、大迷宮探索の前にブシェクの街の蹂躙が始まる気がするんだよな。そうなると、その間魔法部隊は砂漠の階層で隠れて待ち伏せしてるんじゃなくって、まずは街の防衛戦でこそ頑張って欲しいよな」
「うーん、せっかくのいいアイデアではあるんだけど、色々と難しいわね……」
話し合いは夜が明けても続き、そこにアマーリエの兄にして遠征軍の総大将アレクセイや、参謀役のツィガーネク子爵も巻き込んで大掛かりに発展していく。急遽アマーリエに呼び出された二人は話の重大さに驚き、文句も忘れて真剣な面持ちで話し合いに加わっているのだ。
「――では、それでもやはりブシェクには誰かが行くべき、という線は皆の一致するところで宜しいかな?」
「ああ、ヴァンパイア来襲という極大の危機を何もせずに放置しておく訳にはいかないからな」
いつの間にか司会を務めていたツィガーネク子爵に、遠征軍総大将アレクセイが深々と頷く。
ヴァンパイアの軍勢が本当に山脈を越えてくるのかという部分は未だ推測の域を出ていない話だが、山向こうのフメル王朝の惨状が惨状だ。ここで一歩間違えればスタニーク王国の滅亡に直結しかねない。少数でもいいから誰かを派遣し、何かしらの手は打っておくべき――アレクセイとツィガーネク子爵のそんな総括に、誰一人として異議を唱えなかった。それだけ重大な危機なのだ。重々しい沈黙が広がる中、アマーリエが口を開いた。
「ならば派遣の目的を情報収集とし、<ザヴジェルの刺剣>から機動力重視で四人を出そう。広範囲への偵察力、いざという時の逃げ足――これ以上の適役はいないと思うぞ」
そう言ってアマーリエは一人ずつ名を挙げていく。
翼を持つヤーヒム、屈強なケンタウロスであるフーゴ、八本足のスレイプニルを駆るリーディアとダーシャ。最後の二人のところでツィガーネク子爵が僅かに眉を上げたが、「柔軟に通信魔法を使えるリーディアはこちらへの連絡要員として欠かせない。これに護衛の軽騎兵若干名を付ける」というアマーリエの言葉に沈黙を守った。
アマーリエがこの四人の名を挙げた裏には、機動力という真っ当な根拠の他に、彼らが<闇の手>のいる王都から離れた方がいいという思惑も混じっている。
そこに四人の機動力を若干落としてでも護衛をつけることにしたのは、ブシェクを含めたそこまでの道のりはブラディポーションを求めるまた別の勢力、裏社会のゼフトが根を張っている場所だからだ。以前ザハリアーシュがラビリンスの出口でブシェクの特別臨時監督官として待ち伏せしていたことを思えば、ブシェクの新太守ナクラーダル家も要注意のはずであった。
そしてブシェクにはもうひとつ、ヤーヒムから指摘された不穏な要素もある。
潜入した<闇の手>のうち五人を屠った彼によると、救護天幕に忍び込んでいた<闇の手>達は「ザヴジェルが我らのように安価にポーションを作って」云々と口にしていたという。
安価に高品質なポーションを作る――それはまさにアマーリエがザヴジェル軍のため、ヤーヒムという高位ヴァンパイアの血を使って極秘裏に行っていること。もしかしたら、本当にもしかしたらだが、ブラディポーションの内情を知る<闇の手>が独自に別のヴァンパイアの身柄を押さえ、同じことをしている可能性もあるのではないか、とヤーヒムは語っていた。
ユニオン召集軍と共に王都入りした彼ら<闇の手>がそれまでいた場所はブシェク。
これからヴァンパイアの侵攻が予想される場所も同じブシェクだ。
既に何かが起きていても不思議ではない。
例えば、真祖ジガが斥候としてヴァンパイアをブシェクに送り込んでいたら。そして例えば、そのヴァンパイアがブシェクの街で捕らえられてしまっていたとしたら。若しくはブシェクの街でそんな接触の結果、両者の間で何がしかの裏取引が成立してしまっているとしたら。
そんな可能性を否定できないのだ。
なにせブシェクは後ろ暗い者が大手を振って闊歩する、富と欲望が支配する街なのだから。
機動力を優先して少数精鋭の四人だけとしたとはいえ、他人とは言えないその四人を派遣するに当たって、その機動力を損なわない程度の護衛戦力は譲れない条件だ――と、ここまでの状況を整理したアマーリエは頭を振って思考を切り替え、話を続ける。
「……四人に託す任務は情報収集だ。ブシェクの近隣、ハナート山脈に近い森の中で情報収集を行ってもらう」
これには全員が納得の頷きを返した。
それならば四人の危険もさほど大きくはならない。何をするにも情報は必要だし、下手をすればスタニーク王国存亡の危機なのだ。ヴァンパイアの軍勢はどこにいるのか、いつどこに襲ってくるのか。これほど情報の重要度が高い場面もない。少数精鋭の四人を派遣するに足る、理に適った任務であった。
ヤーヒムがハナート山脈に近い場所に赴いておけば、相手がどこで山脈を越えてきたとしても、その段階で確実に【ゾーン】で察知できる。同行するリーディアがそれを即座に通信魔法で王都に控えるアマーリエ他に伝える――それがこの少数派遣部隊の任務の主眼だ、そうアマーリエは補足する。
「そして情報を得たら、私とアレクセイ兄上はこちら側で一気に活動を開始する。ある意味で一番重要な、我々兄妹を始めとしたザヴジェル軍にしかできない仕事だ」
同じ琥珀色に輝くアレクセイの目を正面から見詰め、アマーリエは己の腹案の説明を始めた。
ヴァンパイアの軍勢の来襲といっても、現段階では未だ単なる可能性にすぎない。
今その懸念を王国上層部に伝えたとしても、眼前のアンデッドの大群に王都の防衛ですら悲鳴を上げている現状。それどころではないと言われるのが目に見えている。
だが幸いなことに、ヴァンパイア達がハナート山脈を越えてくるまでに若干の日数的な余裕がある。
ならばそれまでにザヴジェル遠征軍を精力的に動かして王都に群がるアンデッドを可能な限り始末し、同時に王国内部に根回しを行いつつ、実際にヴァンパイア達が山脈を越えてきたという緊急報が来たらすぐに国を挙げての迎撃態勢を整える――それが王都に残る我々の仕事なのだ、アマーリエはそう力説する。
普段のアマーリエならば、危険のある役割には自らも強硬に割り込んでいくだろう。長年の友であるリーディア達が絡んでいるなら尚更だ。
だが、今回はそれをせずに自分が一番効率的に動ける後方任務を選択した。内心がどうであろうと、そうするのが最善と決断したのだ。それだけの危機であった。
「……ふむ。なるほど、悪くないな。確かに国を守るのにその動きは必要だ。ということは、王国上層部に根回しして尻を叩くのが俺の仕事ってことだな。分かった、宮廷魔法師団のユリウスは話が分かる男だ。まずはその辺りに話を通してみるか」
「助かる、兄上。私は軍を率い、最速でアンデッドを殲滅すべく努力をしよう。理想はさっさとアンデッドをステクリー大平原から駆逐し、ザヴジェル軍だけでも事前にブシェク防衛のために移動できていること。むざむざブシェクの民を蹂躙させる訳にはいかないからな。残された時間を考えるとかなり忙しくなりそうだ」
頭の中で王都周辺の戦況を思い描いているのだろう、アマーリエはそこで口を噤んで眉間を強くしかめた。
ステクリー大平原に広がるアンデッドの群れ。急場は凌ぎ、僅かながら援軍も到着し、後は白壁の防御力も最大限に利用しつつ片端から殲滅していけばよい状況なのだが、さすがに一日二日で終わる戦いではない。正直なところ、かなり厳しい――アマーリエの猛禽の美貌にはそう書いてあった。
と。
それまで沈黙を守っていたヤーヒムが、意を決したようにひとつのアイデアを披露し、とある提案を行った。
途端に水を打ったように広がる沈黙。
僅かな時間の後、そのアイデアが孕む可能性に気がついたフーゴとリーディアが猛然と立ち上がった。
「な――!? ヤーヒムお前さん、自分が何を言ってるのか分かってんのか! 確かにそれは有効かもしれねえけどよ!」
「駄目よヤーヒム! 私そんなもの作りたくない!」
ザヴジェル軍のトップが集まる天幕の中に、二人の怒りの声が響き渡った。
―次話『アマーリエの決断とヤーヒムの願い(後)』―
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