親友

童顔の女は、夏祭りの時に失踪した親友を六年間も一人で探していた。もう諦めようと思っていた時に、一本の電話が掛かってきた。

「はい、山田ですけど」

「もしもし、みよちゃん?実はね、娘が帰ってきたのよ!」

「えっ、本当ですか?」

童顔の女は、すぐさま親友の家まで駆けつけた。

童顔の女が親友の部屋のドアを開けると、そこにはカルパスを食べながらネトゲをしている親友がいた。

「久しぶり。私のこと覚えてるかな?」

「誰?」

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