安浦誠
名前の由来は刑事ドラマの『はぐれ刑事純情派』主人公の人情派刑事の安浦と、演じた藤田まことより。
晶と同じ高嶋署の刑事。以前、大島の店で老人が暴れた時に初登場。モトコンポを見つけて譲る気になったらと電話番号を渡して去る。交通課婦警がコンビを組み、モトコンポが活躍する漫画を見て警察官になった。
「バイクに乗った女の子って最高!なのにウチの女性白バイ隊員はイケメンなんです! 女の子なのに男にしか見えないんです」(安浦)
「私は女だ!」(晶)
要らない一言が原因で転勤を繰り返した結果、高嶋署へ流れてきた。やはり要らない一言のおかげで周りから若干の距離を置かれてしまっている。特に葛城親衛隊からは敵視されている。
「アタイのニューナンブが吠える前に消えなっ!」(葛城親衛隊女性巡査)
葛城親衛隊の女性警官陣にはボコボコにされているが、実は柔道の達人。抵抗しないのは女性に手を上げないと言うポリシーから。受け身が上手いのである程度の攻撃は受け流す。とは言え銃弾は受け流せない。
「だからボッチになって『はぐれ刑事』なんて言われるのよ。倒したら経験値が沢山貰えそうなニックネームだよね」(晶)
「や……安浦で刑事! しかもはぐれているなんて!」(大島)
「何を興奮してるの?」(リツコ)
ミニバイクは欲しい。何故買わないのかと言えば自宅の近所にバイク屋が無いから。ある事件以来大島の元へ来てモトコンポを買おうと交渉していた。
「だからってネットオークションで買うのは怖いんですよ」(安浦)
近所に欲しい物を売っている店が無い。安曇河へ車で買い物に来ることが多い。だが、愛車がそれなりに珍しい車であるため出来るだけ使いたくない。ちなみに愛車はマツダルーチェ。ロータリーエンジン搭載の最終型。今都は危険な地域なのでコンビニなどの買い物は歩いて行っている。
「買い物は安曇河ですることが多いですね」(安浦)
今都町に住んでいる事が大島にばれて以降は出入り禁止となっていた。非番の朝、盗難放置車のスーパーカブを見つけてから彼の運命は動き始めた。署に届けて半年が経ち、自分の物となったカブを何とかしようとバイクに詳しい葛城に頼みこんで大島サイクルへの出入りが解禁された。
モトコンポを欲しがる辺りから、変わった乗り物が好きな模様。結局モトコンポは現代の道路事情で乗るのは危険と諦め、大島サイクルで製作したリバーストライク(前二輪・後一輪のミニカー)を購入。
「試作みたいなところがあるから保証期間を長くしておく」(大島)
「近場ならこれで十分。安曇河まで来るくらいなら全然OK」(安浦)
幸いな事に今のところ故障せずに動いている模様。
「フロントスクリーンを付けたいですね、カブのが付くかな?」(安浦)
大島の店へ出入りする様になってから、少し考えて喋り出す様になった。大島と会話をして思う事が有ったらしい。
元号が令和になる直前の平成三十一年四月に安曇河町に引っ越してきました。新しいアパートは『メゾン・ド・アドガワ』。ガレージは愛車のマツダルーチェとリバーストライクを置いてもまだ余裕がある。基本的に通勤は電車だが、天気が良いとリバーストライクで通っている。
二〇一九年半ばから『今都タバコ』について調べている。
やたらと拳銃を抜きたがったり、要らない事を言って左遷されたりしていますが、仕事はきっちりこなす優秀な刑事と設定しています。
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