第11話 精神的な余裕……。
昨日の夜は、なかなか寝付けず……。
深夜に睡眠薬を飲んだ。
薬は飲みたくないから、1錠を更に半分に割って飲む。
流石は睡眠薬、半分に割って飲んでも効果はあるようで
30分もしないうちに眠りに落ちた。
そして、目覚まし時計の音で目覚める。
今日も仕事かと思うと、とても憂鬱で仕方がない。
しかも、その憂鬱な原因の70%は人間と関わりたくないと
言うもので、残りの30%が仕事に対する憂鬱感……。
私が人間を拒絶すると言う精神的な病さえ発症していなければ
仕事は、かなり精神的に楽になると思う。
事務所勤務だと、内線も取りたくない、事務所内に居る
人間も見たくない。
事務所から外に出て、会社内を徘徊する頻度にも限界がある。
あまりに事務所から外に出ていたら、何をしているのか
聞かれそうで怖い。
人間のお前が嫌だから事務所から出ているとは言えない。
人間を拒絶しない精神って、どんな精神なのだろう?
健常者には、分からないのだろうな……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます