メンタル☆Days

神崎

第1話 目覚め……。

お休みの朝……。

物音で目が覚める。

親が起きたらしい。

頭痛に加え、吐き気に襲われる。

憂鬱で、精神状態は限界を迎えている。

仕事の日もお休みの日も負の感情に支配される。

二度寝をするも、夢の内容は悪夢。

最近、悪夢も増えてきたような気がする。

唯一の居場所だった、夢の世界すら汚染されてきている。


このままいくと、精神的にダウンして会社に行く事も

困難になる事は過去に経験済み……。


もう、10年以上、苦しみは続いている。

少し前から、薬をなるべく飲まない生活を頑張ってきたが……。

それも、限界らしい。


薬を飲みたくないが、これ以上の精神状態の悪化は危険と

判断し、薬を再開する事を決断した。


ベッドの中から、主治医の心療内科へ予約の電話。


渋々、起床して朝食を軽く済ませる。

心療内科の予約時間は、夕方から……。

まだ、昼前で時間に余裕はあるものの、病院の待合室に

行けるかどうかの不安が浮上する。


私の抱えるメンタル的な問題は、全て人間に関わるもので

私は、人間を拒絶してしまっている。

人間と関われない、関わるためには無理をしないといけない。

無理をすると言う事は、精神状態がダメになっていくと言う

悪循環。

人間を見ると、危害を与えらるとしか思えない私…。


そんな私が、人間と関われるようになれるのだろうか?

いや、関われるようにならなければ今のままの状態が続いて

しまう。

コミュニケーションがとれない ≒ 仕事も出来ない。


私が今居る部署の上司たちは、私の精神状態を知っている。

にも関わらず、会社をまわす事を優先して、私の事など

考えてくれていない。

まぁ、何処の会社も同じだろう。


他の部署の人間達は、私を普通の人間。

健常者だと思っている。

精神状態をやられている状態で、健常者を装うのにももう

限界を感じる。


とりあえず、薬を再開して様子を見よう。

その為に、心療内科で薬を処方してもらわないといけない。


執筆も余裕がある時にしか出来ないと思う。

そう言えば、今日は、11月29日。

良い肉の日かぁ。

美味しいお肉、食べたいなぁ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る