サバイバル基本の「き」
あのワタナベ
火を熾す
火を熾す 電池
身の回りにあるもので火をおこそう。
ライターやマッチがあれば簡単。ない?
ないならないでどうにでもなる。電池はある?
電池があったら適当な電線を電熱線がわりにできる。USBケーブルを一本犠牲にして電熱線ライターを自作してしまおう。USBケーブルの中の電線はだいたい細い銅線が10本とか12本とかまとめて使われている。そのうち一本を取り出そう。ファイアスターターとなる銅線一本の部分1cm以外は元のケーブルで。太い部分は熱くならない。
取り出した銅線は10cmくらいあれば十分。元ケーブルに捻ってつなげよう。
電池は単一電池があると楽。なくても大丈夫。スマートフォンの中に3.7Vのリチウムポリマー電池が入ってる。
まだ繋いじゃダメ。あっという間に銅線が溶けるから。
火種になる燃料を用意しよう。紙は? 乾いた木は? Amazonのダンボールは転がってない?
簡単に燃えるものに火をつけて、燃えにくいものに移していこう。
ポケットの中の埃、裂いた紙、割り箸。最終的に薪を燃やせれば万々歳。1cmの銅線一本部分に埃をまぶし、裂いた紙紙を周りに配置。ダンボールの切れ端や割り箸に燃え移りやすいように設置しよう。
風があたると火は消えてしまうが、空気がないと燃えてくれない。面倒だけれどそこは工夫だ。
さあ準備はできた。電池をつなごう。
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