僕の勇者に手を出すな!

蜂郎

ラブレター事変 上



 僕は墜落していた。


「のわっ……あぁ……っ!」


 地上数十メートルの高さから、真っ逆さまに。

 世界を縛る万有引力の存在を一身に実感しながら、僕は無意味な思考を弄んだ。

 時間感覚は鈍化していく。間違いなく死の間際の走馬灯現象だ。実際に走馬灯を覗いた事は実は無いけれど、多分こんな感じなのだろう。見たくもない恥やら何やらのごちゃ交ぜになった情景が脳裏を掠めては消えていく。

 それと同時、今度は現実の視界で、僕は現状を解析しようと努めた。

 天まで届く火柱が巨大ロボをぶち抜いて、よろめきながら大きく傾いていくのが見えた。

 ……こっちが夢なら、幾分気楽なものだったんだけれど。


「……おのれ! ……おのれ天照院 旭!」

「魔王【からの巨塔】、不破 刃鉄! 貴様の野望、もはやこれまでだ」


 どうやら何かの事件が解決しようとして居るらしい。知ったことではない。

 瓦解する空中魔宮から自由落下する人影が見えた。銀の甲冑が陽光と炎を反射してギラつくのが見えた。その奥の瞳が、炎を宿して燃えるのを見た。

 実のところ、僕が今こんな目に遭っているのは、大体そいつのせいだ。


「――おのれ、【火の勇者】!」


 奇遇にも、己が野望の終焉に歯噛みする魔王【殻の巨塔】の捨て台詞と、僕の心中の愚痴は一致していた。

 おのれ【火の勇者】。おのれ天照院てんしょういんあさひ

 僕はクラスメイトの顔を思い浮かべ、そこへ思いつく限りの罵倒を浴びせかけた。心の中で。


「日出づる処に我は在り、火出づる処に我が剣は在り! ――これは、世界を救う炎である!」


 豪気に吠えて、勇者は勝鬨かちどきを上げた。

 落下しながら。火柱を上げながら。倒れる巨大質量の軋みを聴きながら。

 その頭上。僕の視界が不意に太陽の光源を見失った。影が落ちたのだと理解するのに時間がかかるほど巨大な影が僕を見下ろした。

 翼竜の翼膜が、大きく影を落としていたのだった。


「【火の勇者】ァァァァア!!!」


 女の声。甲高い、怒りに震えた声。ヒステリックに、そいつは巨竜の背から勇者を呼んだ。


「……【空裏くうりの翼刃】、羽刃舞か……!」

「許さない! あんたは絶対に許さないィィィイイイ!」


 ドラゴンに乗って出て来たのも魔王だ。

 二人の魔王相手に、空中でにらみ合いながら、勇者は呻いた。

 反転した僕の足元では激闘が最終局面を迎え、僕の頭は地面に近づいていく。

 精算の時だ。全てのツケに、遍く因果に過たず応報する清算が求められている。

 僕は地面に落下していく。

 全ての普通がそうであるうに、僕は絶対の普遍性で世界を支配する万有引力に手招きされてまっしぐらに落下していく。

 その視界に、銀の甲冑が映った。炎を燃やす、燃えるような瞳が見えた。そいつは僕に手を伸ばした。何かを叫んだ。


「――愛染!」


 僕の名前。聞きたくもない。【火の勇者】の、天照院 旭の声。

 そいつが――彼女が、僕に叫んだ。


「見てくれ!」


 彼女の向こうの空には、炎を吐こうとする巨竜の口が見える。校舎に向けて倒れていく巨大ロボが見える。何を見る? 僕は他に、何を見ればいい?


「――お前の目で、見てくれ!」


 炎が膨らんだ。

 その中で僕に見えたのは、どんな鮮烈な炎よりも尚も赤々と燃える、彼女の胸に灯る色だけだった。

 さてどうしたものか。

 そして、僕は一瞬だけ、目を閉じた。








***





 事態の発端は、数時間前に遡る。





***





 魔界学園都市【ジャバウォック】を説明するには、「わけのわからないものの集合体」というわけのわからない言葉を用いるよりも他に無い。在校生である僕にさえ全容がわからないのだから、そうとしか言いようがないのだ。


「ギブ・アンド・テイクと行こうじゃないか。愛染あいぜん 恋太郎こいたろうくん?」


 にやり、とそいつは僕に笑いかけた。およそ人間的ではない角を額から生やした、異形の男だった。この都市では、特段珍しくは無い。それが悪趣味なアクセサリの一環として後天的に生やされたものであったにせよ、生まれ持ったものであるにせよだ。


「なんの話ですか」

「とぼけなくても良い。お前のの能力の話だ」


 そいつは如何にも余裕たっぷりにそう抜かした。暴力を商売道具にして、他人から奪って生きることに慣れ親しんだ者に特有の、弱者に対する絶対の優位性を確信した態度。

 逃れようとしたが、僕は椅子に縛り付けられている。周囲を見渡せば、無数のパイプだの計器だのが剥き出しになって乱雑に継ぎ合わされた部屋の中だ。時折蒸気を吐き出す壁はまるで生きているように脈動している。気味が悪い。


「その力を借りたい。君の、その特異な目を」


 【殻の巨塔】という名のこの男は、にやりと笑みを深めた。

 そして僕の目には、彼の暴力衝動が胸の内に赤黒く渦巻いて


「感情を色で視覚する【変性者ジャバウォック】、取るに足らぬ能力だが、今の俺には有用だ」

「お役に立てるとは思いませんが」

「ナンセンス。それを決めるのはお前ではなく、俺だ」

「僕に何をしろと?」

「俺の言う通りに能力を使えばいい。ギブアンドテイク」

「……僕の取り分テイクは?」


 僕からのギブは能力の使用。ならば僕へのテイクは? なんとなく答えはわかっていたが恐る恐る僕は聞いてみた。


「少なくとも、偶然廊下でお前を見かけても戯れには危害を加えないと約束しよう」


 結局脅迫じゃないか。

 魔王ってやつはいつもこうだ。奴らは大抵が喧嘩自慢の体育会系で、僕みたいな文化系でなよっちいやつの事は自分に都合の良いアイテムくらいにしか見ちゃいないのだ。

 椅子の足が脈打つ鉄の床に小刻みカタカタと音を立てる。僕はビビっている。戯れに自分を殺すことだって出来る目の前の二年先輩の魔王に。マジでチビりそうだし、マジでゲロ吐く3秒前だ。


「そう怯えなくとも良い。友達になろうと言っているのだ。なあ、俺に協力してくれるだろう?」


 【殻の巨塔】は笑みを深めた。僕の右目に見えるこいつの胸には侮りと嘲笑の暗みがかった黄色と、赤黒い暴力衝動とがツイストした、濁った感情の灯がぼうと点って見える。これが僕の能力だ。多くの場合は、何の役にも立たない。


「大人しく言うことを聞けば無事に帰れる。いいな?」

「……はい」


 みっともなくガタガタ震えながら、従順に頷くのは、しかし従ったフリだ。

 こんな事もあろうかと、僕は予め用意しておいた救助を要請する手紙と、僕の所在を示す発信機を教員室の前のポストに投げ入れてある。この魔界学園都市に生きる多くの弱い者にとっては当然の備えだ。

 程なく助けが来るだろう。

 おっかないのと、奴の胸に灯る不快な色をもう見たくなくて、僕は一先ず目を閉じた。

 





***





【火の勇者】天照院 旭は17歳の少女である。


「――だあらあっ!」


 気合い一閃。銀の刃が閃くと、その軌跡を追う眩い炎が燃えた。

 黒い髪。ギラリと燃えるような瞳。折り目正しく着込んだ制服の上の銀の甲冑は、校則には違反しない。

 彼女こそ天照院 旭。

 行く先々で起こした事件は数知れず。個人にして局所災害指定された人間災害である彼女は今日もまた、その比類なき聖剣【スノウミュート】の一閃の下に一人の魔王を下した。


「日出づる処に我は在り、火出づる処に我が剣は在り。貴様の野望、これまでだ」

「ぐうっ……!」


 魔王を育成するこの学園において、各々が工夫を凝らし彼女の言うところの『野望』を企むのは、多くの場合において普通である。

 それを阻む彼女は、この学園に在籍するおよそ全ての生徒にとっての、公共の敵であった。


「ナメるなァっ!!」


 魔王【灰鼬】は巨大なイタチに変ずる【変性者】である。

 一瞬の隙をついて脱兎の如く駆け出すその速度は、常人の目には止まらない。

 一瞬で視界から消える灰色の残像を、しかし旭は炎を灯した目でギラリと見据えた。


「逃がさん!」


 聖剣【スノウミュート】を投擲し、逃げ延びる尾を床に縫い止める。

 動きを止めた魔王に一足で追いつき、その腹に一撃、蹴りを入れる。

 意識を奪う痛打に吹き飛び、【灰鼬】は教員室前の受付に突っ込んだ。

 生徒からの要望その他を募集するポストが破損し、無数の紙片が舞った。

 その時、如何なる偶然か、或いはこの都市に居るとされる72の神々のいずれかによる運命のいたずらか、前足に吹き飛ばされて中身をブチまけられた彼女の荷物に、一通の手紙が紛れ込んだ。


「力ある者は良き行いをしろ。他人のために力を使え」


 昏倒した【灰鼬】にそう告げると彼女は手早く散らばった紙片を拾い集め、散らばった荷物を纏め、周囲の破損した物品を元あった位置に戻し、昏倒した彼を壁の隅に寝かせ、医者を呼んだ。

 手慣れた手順で事後処理を済ますと、彼女は一人教室へ向かった。

 着席し、授業の準備を始めると、カバンから入れた覚えのない手紙が零れ落ちた。


「?」


 開封し、中身に目を通すと「助けてほしい」と言うような内容が書かれており、位置座標をリアルタイム表示する電子機器が同封されていた。


「……【殻の巨塔】か」


 位置座標はその魔王のねぐらを示している。

 天照院 旭は【勇者】である。誰にともなくそう呼ばれるようになり、彼女もその名を背負う覚悟を決めている。【火の勇者】は、困った人を決して見捨てない。

 

「…………」


 天照院 旭は群れない。彼女の背負った宿命は、他人が関わるには重すぎる。

 天照院 旭は他人に関わらない。それは或いは、彼女の人間性故に。人を寄せ付けない強さは、時に彼女の社会性の脆弱さを示す。


「……ラブレター」


 他人との関係性の大半を持たずに半生を過ごした彼女の脆弱な社会性は、知らぬ間にかばんにねじ込まれた一通の助けを求める手紙を、なけなしの乙女的思考回路によって、全身全霊で曲解した。


「うむ……これは……しかし……なるほど……いや……ううむ……」


 差出人は愛染 恋太郎。正に彼女の隣の席のクラスメイトである。あまり話した事はないが、しかし彼ならば誰にも気づかれない内に荷物にラブレターを紛れ込ませることも可能だろう。と旭は考えた。それがラブレターである事は、もはや疑ってはいなかった。


「いやともかく、会いに行かねばなるまい。うむ。そうだ。そうだそうだ。うむ」


 誰知らず髪を整えたり、実際のところ全く無意味ではあるが、訳も無くそわそわと落ち着かない様子で、【火の勇者】

は教室を後にした。


「ラブレター……?」


 ……そしてそれを、耳聡く聞き分けた生徒が一人。

 薄く蒼い肌に尖った耳。ひどく鋭い目つきの、見目麗しい少女。

 彼女の名は【空裏の翼刃】。本当の名は別にある筈だが、魔王としての通名こそが、この学園では力を持つ。


「【殻の巨塔】が…………?」


 重い思い違いが、魔界学園都市に蟠った。





***





「いいか、作戦を説明する」


 僕たちは浮遊する【殻の巨塔】の移動要塞――ダンジョンから、校舎を見下ろしていた。

 隣に居るヤツへの恐怖と、叫びだしたい程の高所の恐怖から、僕はやはりガタガタ震えていた。


「俺はこれから中央校舎内。1年V組の生徒、羽刃舞 揚子――通称【空裏の翼刃】に接触する。お前は、俺と会話している彼女を見ろ」

「……それだけですか?」

「そうだ」

「言っておきますけど、僕に見えるのは感情だけで、思考なんかは……」

「それで良い。その通りにしろ」


 僕の視界に入らない位置に立って、彼は僕に話しかけている。僕の能力を知っている人間が取る、普遍的で当然の行動だった。誰だって、他人に感情を盗み見られるなんてのは御免だろう。僕だって別に見たくない。


「さて、どうなるか、しかし……ううむ……」


 うわ言めいて呟きながら、【殻の巨塔】は険しい目で遠くを見ている。その先には校舎があり、恐らくは彼の言う所の標的、【空裏の翼刃】が居るのだろう。


「じき休み時間だ。それとなく声をかけるから、見ておけ。俺に話しかけられて、敵意がなく……かつ、俺に対して、有効的な感情動きが見えたなら……こう言え、『サクラサク』」

「はあ……」

「逆ならば……考えたくはないが……『サクラチル』」

「……どんな人なんですか?」

「なに?」

「いや、その【空裏の翼刃】って」

「お前は同じクラスの生徒の顔も把握しとらんのかっ!」

「ひいっ!?」


 拉致られた相手に唐突に正論を吐かれて、僕は狼狽えた。ちなみに【殻の巨塔】は三年だ。


「淡く蒼い肌、耳は尖っていて、鋭い目をしている」

「ドーベルマンみたいな?」


 ガン、と拳骨。視界に火花が散る。どうやら僕は決死の冗談に失敗したらしい。


「すみません! すみません! ドーベルマンは肌青くないですね!」

「彼女は魔族だ。そして、極めて優秀なドラゴンテイマーだ。第二校舎の時計塔の裏に見事な翼竜が住んでいるのを見たことがないか。あれが彼女の相棒だ」

「はあ」

「あの年であれだけ見事な翼竜を育てる手腕がいかなものかお前に解るか? いや解るまい! 彼女ほど優れたテイマーは他に無い!」

「へえ」

「……一度見かけたのだ。彼女が翼竜に餌をやっているところを。あの時、彼女は笑っ――」


 その時。爆発。


「なにっ!?」


 凄まじい爆音とともに壁に穿たれた穴からは目を焼く陽光が差し込む。


「そこまでだっ!」


 僕はこいつを知っている。陽光に照らされるそのシルエットは、うんざりするほど紛れもなく奴だ。

 白白と差し込む陽光の中に、僕の右目は炎と燃える彼女の感情を見ていた。


「日出づる処に我は在り、火出づる処に我が剣は在り……!」


 やがてそいつの姿が明らかになる。

 折り目正しく着こなした制服の上には胸部と両腕両足にそれぞれ鎧を纏っている。

 人間厄災ヒューマノイド・ディザスター。聖剣保持者。歩く山火事。自動開閉機能付きパンドラの箱。一人ぼっちの最終決戦……無数にある呼び名の中から、最も的確なものは、一つ。


「【火の勇者】の名において、ここでお前の野望を断つ!」


 【火の勇者】天照院 旭。

 彼女のことは、大抵の他人に興味のない僕でも知っていた。席も隣だし。


「助けに来たぞ愛染。――そして【殻の巨塔】! 力無き少年を拐かすその悪事、到底許せぬ! 我が火を浴びて悔い改めよ!」

「愛染貴様! 【火の勇者】を呼んだか!」

「ごっ、誤解だ!」


 なぜこの女がここにいる? 僕は救助要請を教員室に――


「安心したまえ愛染。この手紙が、私を君のもとへ導いた」


 ――入れたはずなんけどなあ。


「貴様ァっ!」


 吠えたのは【殻の巨塔】だ。右の額から伸びる角を剣呑にギラつかせ、右腕を大きく振るった。

 すると壁の動力管やら何やらが一斉に触手じみて蠢き、彼女を襲い出した。


「はぁっ!」


 【スノウミュート】の銀の刃が閃くと、それら鉄の触手は飴細工めいて地に落ちた。


「クソッ、何故! 何故こんなことに!」

「私が、【勇者】だからだ!」


 まっしぐらに距離を詰める火の勇者に、壁のパイプが白い熱蒸気を吹きかける。

 常人ならば焼き殺されるであろうその熱の中で、しかし彼女は歩みを止めない。彼女は勇者、【火の勇者】である。ならば、かような熱が、彼女の肌に傷をつけられよう筈もない。


「――――はぁっ!」


 一閃。すれ違いざまに聖剣の柄尻で【殻の巨塔】の顎を痛打し、昏倒せしめた。

 彼女は残心を解くと、深く息をついて剣を収める。キィン、と澄んだ鋼の残響が大気を震わせた。


「あ、あの、どうも」


 とりあえず、僕はお礼を言うことにした。とりあえず、それが礼儀であるような気がしたからだ。


「いや、礼には及ばない」

「いやけど」

「むしろ謝るのはこちらだ」

「え?」

「君の気持ちには答えられない……」


 ……なに?


「私は、常に戦いに身を置く者だ。そのような浮ついた関係は、その……迷惑、そう、迷惑だ! 君の存在は枷になってしまう!」


 どう言うわけか感極まって、火の勇者は天を仰いだ。

 訳がわからないが、なんだか僕は振られたらしい。


「いや、待って。なんか勝手にハイになってるところ悪いけど、なんの話?」

「ラブレターの話だが?」

「らぶれたー?」


 誰の?


「君の」


 俺の?


「君から私への」


 訳がわからない。そもそも僕は彼女に手紙を渡したわけじゃあ……


「…………っ!」


 その時、僕らの立つ足場が――【殻の巨塔】のダンジョンが、大きく震えた。


「……計画は失敗だ……ふふ……ふははは……!」


 やけっぱちの暗い高笑いをあげて、【殻の巨塔】はゆらりと幽鬼のごとく立ち上がった。


「貴様ら諸共――道連れだァ!」

「愛染!」


 問答無用。

 気づけば僕は火の勇者に手を引かれて、彼女が入ってきた穴から、空へ飛び出していた。

 振り返った先にあった魔宮は――


「ええ……」


 ――巨大な人型ロボへ変形していた。


「あれが【殻の巨塔】の能力だ。鉄と一体化し、自由に支配する。まさかダンジョンそのものを改造して能力によって使役するとは思わなんだが」


 したり顔で説明する火の勇者の横顔を、彼女の甲冑にしがみついて自由落下しながら見上げて、僕は気が気でなくて叫んだ。


「いや思わなんだが、じゃなくてどうすんの! どうすんのあれ! マジ! どうすんの!?」

「倒す他あるまい」


 事もなく彼女は言った。

 やがて不敵な笑みを浮かべ、僕を見返す。


「問題無しだ。私に――【火の勇者】に万事任せておけっ!」


 任せたくない。

 なんとなくだけど、ロクな事にならない確信がある。

 やってられるか。

 僕はここで、一旦目を閉じた。

 

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