第18話 好きってなんだっけ…

そう、いつのまにかベッドに横たわっていて、いつのまにか、事が済んだいた。


そういう印象でしかなかった。

なんやかんやあって、付き合っているのだしって、流されてやってしまったけど、なんだか…


「やっぱり、後悔してる?」

「えっ?」


暗がりの中、多分半裸の彼がそんな事を聞いてきた。

「なんか…複雑そうな顔、ずっとしてたから」

ずっと見られてた?

「いや…その、えっと、なんと言いますか…」

恥ずかしくなってきて言葉に詰まる。


「…わからないの…後悔なのか」

どうしたのかわからない、どう返せばいいのかわからない、どう取り繕っていたのか思い出せない。


「じゃあ、答えが出るまで続けよう」

おもむろに、こちらに近づいてきて…

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