記憶
人は2回死ぬらしい。
肉体の死
記憶の死
どこにもいかない僕のことを
知っているのは君だけだ。
僕を作っているのは
この部屋の中の
昨日飲んだ安い発泡酒の空き缶と
代わり映えのない生を綴った汚いノートだけ。
昨日君が亡くなった。
その瞬間に僕は君と共に死んだんだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます