106冊目 魅惑の衣装チェンジ

 どうも、吾輩です。

 タイトルの通り、キャラクターの衣装チェンジはいいぞ、という話です。


 別に華麗に変身しなくたっていい。

 普段と違う衣装というだけでいいものだ。制服でしか会ったことのないあの子の私服。どうだ、わくわくするだろう。

 制服→私服以上に強いのはやはり季節もの。ソシャゲをやっていればわかる通り、正月は着物、2月にバレンタイン(※1)3月は桃の節句、数え上げればきりがない。だが最も盛り上がるのは夏、やはり水着ではないか。あの子の水着バージョンが欲しくてガチャ爆死するソシャゲ―マーも少なくあるまい。


 閑話休題。


 メディアを問わず普段と違う姿というのはいいものだ。だが或る程度読者の想像にゆだねられる小説とは異なり、視覚情報でバーン! と入ってくる絵だとたまに問題が発生する。


 私服がダサい!


 普段制服やスーツなど、決まった服を着ている人物に発生しやすい事案である。あとは外出時はおしゃれだが部屋着がダサいというパターンもある。

 単にダサいといっても傾向はいくつかあるので独断と偏見で紹介しよう。


1 予想はしてたよ系

 普段の言動が不思議ちゃんだったり、制服以外の小物がアレだったり、いかにもな雰囲気を漂わせるキャラクターの私服がダサかった場合は「ダセえなぁ」と「やっぱりなぁ」が混ざり合った感情が去来する。


2 嘘だろ系

 1とは反対に隙の無い雰囲気のキャラクターの私服がダサい場合、激しい混乱を生ずる。その混乱の次に「ないわぁ」とがっかりするのかギャップ萌えだと感じるのかはそのキャラに抱く感情次第。

 吾輩はこの「嘘だろギャップ萌え」で沼にめり込んだ経験があるので侮れない。


3 訳あり系

 有名人なので本人特定されないように気を配っているとか、何らかの事情で変装しているとか(※2)、感性がアレな友達にプレゼントされた服を捨てるのもアレなので部屋着にしているとか。


4 その他

 これ以上は思いつけなかった。


 とにかく衣装チェンジはいいぞ。

 特に私服。

 解散。 


※1 バレンタイン

 3月にホワイトデーイベントで、スーツで決めた男性キャラが入手できる攻めてるソシャゲ(男性向け)もあった。


※2 変装

 なぜ「変装」をするともとよりダサくなる確率が高いのであろう。長年の疑問である。

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