48冊目 分ける? 分けない?

 どうも、吾輩です。

 名義を分けることについての悩みとかあれこれ。


 プロの作家さんは、一般向けと成人向けで名義を分けている方がいる。声優さんでも、一般向けとエロゲでは名義が違ったりするが、それと似たような理由だろう。成人向けでなくとも、一般とBLで名義分けしている方もいる。だから読者は同じ人だとわかっても「今回はこっちの名義だからエロ/BL展開は無いんだろうな」と判断できたりする。


 この名義分け、同人作家の方はどうしているのだろうか。


 見る限りさまざまである。pixivでいうと、名前は一緒でもアカウントを分けている方、名前自体違って、絵柄で「ひょっとして」という方。別アカウントはプロフィール欄等に記載ある方、完全に分けて言及もしない方。

 Twitterだと事態はもっとややこしい。ジャンルや対象年齢ごとにアカウントを分けるのはもちろんのこと、同人以外に使う「日常アカウント」、商業している方なら「仕事用アカウント」、同人商業問わず「宣伝アカウント」なんかもあったりする。結果、1人で5個も6個もアカウントを持っている人を見かけたりする。そんなにあったら管理も大変じゃないかと思う。実際アカウント間違えて誤爆している現場に立ち会った(?)ことも1度や2度はある。


 そういうわけで、吾輩も名義分けについて真剣に考えたことがある。

 Twitter、pixivアカウントは両方1個ずつしか持っておらず、Twitterは「飯食った」から萌え語りから新作のお披露目まで、pixivは一次二次ごった煮で成人向けもある。


 成人向けだけ隔離しようか。

 一次と二次で分けようか。


 いろいろ考えた。

 だが結局結論は「分けなくていいや」だった。


 例えば成人向けで分けたとしよう。

 吾輩、成人向け作品はそんなに多くない。

 投稿頻度も少ない。成人向けタグで隔離できるpixivはともかく、さすがにTwitterにはモロなのは出さない。

 よって、そのアカウントはほとんど浮上しなくなると考えられる。

 浮上しない、つまり使わないアカウントに存在意義があるだろうか。

 ない(※1)。以上終わり。


 次に、一次と二次で分ける場合。

 一次創作好きだけど二次創作は見るのも嫌、あるいはその反対という層は一定数いる。それに、一次と二次でアカウントを分けておいた場合、いざというとき(※2)ドロンしやすい。


 だがぶっちゃけ、アカウント作るほど二次創作品、無い。と思う。

 それに分けたら分けたで現行のものを移動させなければいけないわけで、pixivでは今の名義で投稿した作品をブックマークしてくれている方が、移動に気付かず困ってしまうかもしれない。

 何より今後二次創作作品を投稿するあてがないし、ジャンルは広くて浅くてゴタゴタだし、Twitterなら二次創作にかする、あるいは創作全体にかかわる話は「どっちに投稿したらいい?」と無駄に悩むこと請け合いだ。


 そういうわけで吾輩は分けないことを選んだ。お前が楽をしたいだけだろうと言われればそうなのだが、いちおう考えた結果不分割なのである。


 今回はこのへんで。


※1 ない

 あくまで一個人の考え方であり、浮上の少ないアカウントを持つ方への攻撃ではない。

 こういう注意書き大事(小声)。


※2 いざというとき

 炎上とか。

 別アカウントとつながっていたら意味ないわけだが、多少は。

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