13冊目 実際同人イベントってどうなの?

 どうも、吾輩です。

 同人誌即売会についてちょっとお話しようと思います。

 参加経験はさほどないので、参考程度に。

 

 端的に申し上げまして、よほど有名なサークルさんでない限り、赤字です。また生々しい話してー! もー!

 同人誌即売会というからには同人誌を作らねばらなず、それができなければグッズやコピー本、無料ペーパーなどを作ることとなります。中には「同人誌オンリー」なんて即売会もあったりする。

  

 印刷価格がよくわからない方は「同人誌 印刷」等でググってみるとよろしいかと。

 これに意外とお金がかかる。部数や印刷方法にもよるが、印刷屋さんにお願いしようとしたら万単位のお金がかかることがほとんどだ。

 最近は「1冊から本を作れる」という業者さんも複数出て来ているが、基本的に成人向けは受けてくれない傾向にあり、加えて何百部と大量印刷するとかえって割高になりかねない。

 

 とにかく「発注部数が少なければ単価は高い」「発注部数が多いほど単価が低い」と覚えてください。お姉さんとのお約束だぞ。 

 また、たいていのイベントは主要都市で行われるので、地方在住の場合は交通費、さらに遠方なら宿泊費がかかってしまう。

 

 通販と一番の差異は、目の前で、生きた人間に、「これください!」と言ってもらえることであろう。嬉しい。とても嬉しい!

 めったに経験したことないけどな(創作字書き)。

 あとは会場の雰囲気に触れられること。地方の小さなイベントは特殊性が高く、他ではやっていないようなイベント内イベントを用意してくれていたりする。比較的ビジネスライクでカラっとしたところもあれば、和気あいあいとした会場もあった。

 こういうのは、吾輩が一時期頻繁にイベント参加していた地方都市在住者だから言えることであり、例えばコミケはもちろん、他の地域のイベントについては全く知識がないのでいかんとも言い難い。

 

 しかしこれだけは言えます。

 イベントに参加して損は無い。

 

 規模がどうあれ人手がどうあれ、あそこはお祭りです。

 未経験の方は、近くで開催されていないか調べてみてはいかがか。開催されていたならば、参加してみてはいかがか?

 一般参加ならパンフ代(数百円程度)で入場でき、当然ながら作品の準備をする必要もない。

 あの熱気に触れるだけでも、わくわくしてしまうことは請け合いだ。

 

 DL派の諸君……行ってみないか、即売会へ!

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