小動物と会話

「そうじゃなくて小動物と会話したりとかすんだろ。魔法少女ならさ」

「えー、まあできなくはないけど」

「じゃあやれよ。丁度ここに猫いるから」


「まずは脳波計を付けて……」

「おい」


「鳴き声と脳波と行動パターンの相関性を蓄積して作ったDBをニューラルネットワークの学習用データとしてセットして……」

「なんで魔法使って電子機器を創出してんだよお前は」


「はい! 会話パターンをシミュレートできるAIができました! 猫っぽいボディも作っておいたよ」

「ちょっとした新型のAIBO完成してるじゃねーか。お前ある意味すげーな」

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