公約その六 「満員電車ゼロ」
1
小池さん
「そもそも、始業時間をずらせばいいだけの話なのに、なんで経○連の馬○達はやらないのかしらね?」
秘書さん
「本当に。バブルの頃のフレックスとはなんだったんでしょ……」
2
小池さん
「いっそのこと、女性専用車両みたいに、役職によって乗れる時間を決めるのはどう? ヒラ、主任、係長、課長みたいにさ」
秘書さん
「なるほど、根本的な解決にはならないかも知れませんが、少しは緩和されるかも」
3
――某駅 午前7:00頃
『まもなく~ドアが閉まりま~す』
小池さん
「この時間はヒラ専用ね。確かに混んではいるけど、前に比べたら、おしくらまんじゅうするほどではないわね」
秘書さん
「総理にしては珍しく、うまくいきましたね」
4
――某駅 午前8:30頃
『あと一歩、つめて下さい!』
『駆け込まないで下さい!』
『ダァ、シャリヤァス!』
小池さん
「どうなっているの!? この時間って部長専用でしょう! こんなに部長がいるの?」
秘書さん
「どうやら見栄を張りたい関東民が、この時間に集中したみたいです……」
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