宇宙人を笑わせろ

『宇宙人をsわらわしてほしい』

『何とかならないか』

『宇宙の未来がかかっている』



3人の黒ずくめの男がやってきて

そう依頼していくのだった



『まったく意味が分からなかった』

『ど、どんな宇宙人ですか・・・』

とりあえず、そう、問いかけると



黒ずくめの真ん中の男が、

『ワイヤ。ワイヤ』と答えるのだった


この関西人の男・・・

いや、一見関西人に見えるこの男が宇宙人だと言うのだ


たまによく分からない人の事を宇宙人と呼ぶが

関西人の独特のノリが理解できない・・・というわけ・・ではなさそうだ



『ワイは宇宙人でおま』

彼の体を使って、彼の言葉で話しているが

『今しゃっべってるんが、宇宙人でんねん』



『まじか』

かなりレベルの低いドッキリかなと思ってる

全然、しんじれん



少し、気になるのが

『宇宙の未来がかかっていると言うのは、どういう事ですか?』



黒ずくめの男たちが話す

『地球人の文明が進歩しすぎた』

『ワイらと同じくらいまできた』

『ワイらと地球人の間で争いが起きるんやないかと思っている

 そうなる前に、地球時の文明を消そうと思っている宇宙人が中にはいる』




少し説得力のある設定に、悩んでしまった

ドッキリでもいい最悪の事態を回避するために

依頼を受ける事にした



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