コンビの再結成
お笑いの観察・研究をしている中で気が付いた
お笑だけじゃないのかもしれないが、メディアはアートは
多く溢れると、成熟してくると
繊細になってくる
今の言い方で言うとシュールになってくる
シュールになってきて気を付けなあかんのは
笑わす相手をしぼってしまうこと
よく理解して使わなあかん
成熟詳細(セイジュクショウサイ)
……お笑いの性質
お笑いは成熟するとシュールになってくる
シュールになると笑わせる人を選ぶ
テレビの仕事に出た
『最近、良い事があんまりなかったんです
でも、少し良い事というか、少しだけ奇跡を感じる出来事あったんです』
『ぼく、忘れ物が多いんです』
『出かける時、鞄わすれとる』
『さあでかけようとして
靴はいてたら
今度は、メガネを忘れとると思って
あわてて取りにもどる』
『メガネとってきて、また靴を履きに戻ったら』
『靴のかかととかかとが重なって、お店に飾ってあるみたいに並んでたんです
ショーウィンドウとかにあるみたいに
わぁなにこれって
ちょっと奇跡やったね』
番組の放送が終わった頃に
昔の相方から電話がかかってきた
『元気?
お笑いAIにネタを作らせると
作っている側はあまり面白くない
『そうなんや、仕組みが分かっているから』
『楽やし、儲かるけど
お笑いの番組見て笑わなくなった
大体作り方が分かるからな』
『でも、最近笑ったんよ
お前のネタやな
AIが作ったか、人が作ったかはすぐに分かる』
『また、お笑いが好きな頃を思い出したわ』
今度、一緒にネタを作る事になった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます