第93話 行動経済学P3 バンドワゴン効果、スノッブ効果、ヴェブレン効果・おとり効果

  

 「人が持っているから自分も欲しい、流行に乗り遅れたくない」と言う心理が作用し、他者の所有や利用が増えるほど需要が増加する効果。

  「バンドワゴン」は行列の先頭をいく楽隊車を意味し、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗る、多勢に与するということを意味する


 経済学者 ハーヴェイ・ライベンシュタイン 1950年 論文 「消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、およびヴェブレン効果」にて3つの概念提示



 洋服やインフルエンサー、ツイッター、インスタなどが消費或いはいいねの数などを参照に風景写真など取りに行ったり買ったりすること。


 本の帯にある「ウンタラカンタラ〇〇が推奨する」

 行列ができているので「人気、或いは美味しいのか」

 アニメの鬼滅が特に記憶に新しい。従来アニメを見たことない人でも鬼滅を見に映画館に足を運ぶ


 

  

 バンドワゴン効果とは真逆に大衆とは別のものを欲する。

 大企業などの食品とするが、添加物が多く付与されたものではなくできゆる限り添加されていないものを欲する

 マーガリンではなくバター使用のパンなど


 明確なことはわかっていないが、語源は18世紀ラテン語 スノッブ→「より低い地位または階級」の意味から転じて→「優れた社会的地位または富んだ人々を模倣する人」になったのでは



 

 高級品による自慢、見せびらかしたいなどの心理

 顕示的消費、「有閑階級の理論」ともいう

 

 経済学者 ソースティン・ヴェブレン 「有閑階級の理論」 


 高級車ブンブン 高級時計カチャカチャ


 ヴァブレン効果とステータス


 美術品や古物、美術品としましょう。


 さて、誰か無名の人が書いた絵があります。

 その絵を(極端ですが)レオナルド・ダ・ヴィンチが購入したあとにパブロ・ルイス・ピカソも購入しました。

 その時皆様は 無名の人が書いた他の絵を購入しますか?

 この例ではダヴィンチが購入し、更に他の著名人が購入し、いつしかこれは有名著名人は皆持っているというステータスが出来上がります。

 無論、偽物だったり作品の品質が低い場合においてはマーケティングのゴリ押しと揶揄されます。

 これらはステータスになりその無名の人は名前が広まりいつの間にか無名=超大物画家となるわけです。


 夜の世界、鬼滅が吉原やっていたのでついでに、花魁などもこれに当てはまりますが、花魁が何も出来ないのならただあくまでお金持ちの目に止まっただけ、ですが、花や踊りなどパフォーマンスを向上すれば花魁としてのステータスはより長く保たれます。


 これらの効果は非常にわかりやすく、You Tubeなどが台頭、いやもう頭打ちかもしれませんが

 YouTuberが商品紹介→有無を言わさず買う層、性能紹介等によって買うかどうか、そんな商品あったのか試し買い層 など、You Tubeでは案件の場合が多いが客観的立ち位置で評価するチャンネルもある

 戦略自体がかなり複雑化している反面情報収集としては容易になっているため改善などがし易いが、その改善に金を使うかどうか、か。

 スマホゲームだとまじでアプデでなんとかして欲しいという意見はYouTuberが代弁してくれている(大体が直してほしいところは一緒)ので運営会社は要チェックしたい 


 バンドワゴン効果、スノッブ効果、ヴェブレン効果はそれぞれがそれぞれ補完のような形で利用できます


 例 バンドワゴン+スノッブ

 大好評で品切れだったあの〇〇がXN 個限定で再販売


 3つ全部

 A社とB社共同開発したZZスマホがXN 個限定で販売

 AとBは認知度が非常に高い会社(希少性や高級感)


 これらは生産力が高い会社だと有利に働きます。

 Hという商品が入手困難で定価の数倍で手に入るとします。

 H以外は入手は容易です。

 この場合は、H自体は非常に価値が高く、H以外の商品はおとり効果にも似た効果で入手は出来ないがHが造っている会社の商品だしH以外のを購入するという流れが出来ます。

 Hは希少 H以外は誰しも購入でき誰しも持っている


 という流れになりますが、かなりの資金などが必要になるため通常では厳しいです。

 それでも店舗限定などによるもので近い効果は出せます


  

 

 2つの選択肢でどちらを選ぶか迷っている消費者が、第3の選択肢(捨て案)を提示されることによって、当初の2つの選択肢の一方に誘導される現象のこと


 これらは松竹梅の3択


 松=グレード1

 竹=グレード2 一番売りたい

 梅=グレード3


 プロスペスト論でも出たが、低いグレードはうーむだが、だからと言って最高グレードは、という心理を付いている。


 これらは恋愛の場合だと合コンなどにも当てはまる。


 男女ともに3人として、男は全ては言いすぎだが突出した物がなく平均的のABC


 女の方はDが容姿がよく性格もよい Eは容姿はいいが正確が悪い Fは容姿は悪いが性格が良い


 この場合Dから見ればEとFはつまりは捨て案であり安牌となります。

 まぁ、極端な話なので現実的ではないですが


 

 おとり効果と決定回避の法則


 決定回避の法則は 我々がある商品を購入する際に数十種類の中から選んでや、7つあるプランのうちなどあまりも多すぎると決定せずに 家に帰って決めよう、めんどくさ となって決定を避ける法則


 3つと言うのは非常に良い数字で。とりあえず平均、或いは中間を選んでしまう「極端の回避性」が働きやすい。

 食べ放題などでも選びがちになってしまいます 


 これらに結びつく「行動非行動の法則」があります。


 これはいわゆる やった後悔 やらない後悔です。


 行動経済学の研究では


 やった後悔>やらない後悔 である


 あなたの手持ちは1万円です。


 あるお店にK商品(物はご想像で)という気になる商品が売っていますが予算オーバーで1万2000円ですが、銀行が少しばかり遠くにはあるが予算自体は増やすことが出来ます。 

 

 さて、あなたは購入しますか?


 法則に従えば多少の労力を割いてでも購入することがよいわけですが、外が灼熱だったり極寒だったり体調が優れない場合だってありますがここでは一旦置いておきます


 次の日、また同じ店を覗くとK商品はなくなっていました。


 1.ここではまずあなたは銀行に行ってお金を引き下ろして購入した場合


 購入→頭を悩ませますが、まぁ予算オーバーなので仕方ありませんが(損失回避性:損したくないという気持ち)。

 数日が過ぎ購入したK商品を使ったり着たりと愛着らしいもの、注意が向く(保有効果:自分が持っている物は高い価値があるとする現象)。


 ここでようやく購入した際に予算オーバーだったK商品は買ってよかった(満足度や愛着、保有効果)となります。 


 2. 買わない


 予算オーバーだから買わなかった。


 心理的には変化しないが、例えばテレビで同じような物が紹介されたりすると後悔の念が付き纏う。

 また、あの場面でK商品を買っておけばこんなことには、という場合もある。

 逆もまたしかりでテレビなどで悪評があると買わなくって良かった、となる。


 だからといって金額が大きくなればなるほど買えばよかったとはなりにくいような気もします。株とかだと常に後悔していそう 


これらもよく生活の中では目にする。とくに松竹梅の商法は多いので懐に余裕がある時は一番上のグレードを選びたい

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