第32話 キャベツ

 キャベツは本来旬という旬はなく、春には春キャベツ、冬には高原キャベツなど四季によって様々。


 地中海沿岸地方原産のアブラナ科の越年生草本植物


 古代ギリシャ、ローマ時代から栽培されており、日本には江戸時代、オランダから持ち込まれ「葉牡丹ハボタン」と呼ばれていました。この時は食用ではなく観賞用として親しまれていた。


 ヨーロッパでは「貧乏人の医者」という別名があるほどで、古代ローマの政治家大カトー(マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス)は「ローマ人が何世紀もの間、医者なしでやってこられたのは、キャベツのおかげである」と言っており、ピタゴラスは「キャベツは元気をつけ、気分を落ち着かせてくれる」と言っており、医聖ヒポクラテスも「腹痛と赤痢の特効薬」としたとされています。


 キャベツは淡色野菜の中ではビタミンやミネラルを多く含んでおりビタミンA・B・C・K・U。ミネラルとしては塩素・カルシウム・ナトリウム・鉄・イオウ・ヨードがあり、イオウと塩素は胃腸浄化作用を発揮する為、食べ過ぎるとイオウの臭いのするガスを発生させます。


 またこれら胃腸だけでなく、呼吸器の浄化、清掃をするため、風の予防にもなります。


 また、キャベツ汁には大腸や乳がんなどのがん細胞の分裂、増殖を抑えるインドール化合物が存在するのではないかという報告も多数有り


ビタミンUについて、キャベツから発見されたビタミン様物質で、そのことからキャベジンとも呼ばれます。 まだ、不明な部分のある栄養素ですが、おもな働きは胃酸の分泌抑制(ぶんぴつよくせい)や、胃粘膜(いねんまく)の新陳代謝(しんちんたいしゃ)の促進などがあげられます。


潰瘍かいようの特効薬成分で1951年、米国スタンフォード大学外科学のチェイニー教授が難治性の胃潰瘍患者に、ヨーロッパの民間療法であるキャベツ汁を飲ませたところ、全員が治療したことから発見される。


五訂日本食品標準成分表

https://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=19556



民間療法 


胃炎・胃潰瘍・肝臓病・ガン・気管支炎……

 人参 1本、リンゴ 1個、キャベツ 100g をジュースにして毎日飲む


筋肉痛・関節痛・神経痛・痛風

 アイロンでキャベツの葉をしぼませてから、幹部に当てておくと痛みが軽減

(フランスの植物療法家、M・メッセゲ氏による)


さて、買い物を頻繁に行っている主婦の方はキャベツの値段が上下していると実感していると思います。


キャベツは特に気候に左右されやすく、今だったら商品の傷だったりとか他の作用も考えられますが、値段の上下はかなり頻繁に起こりうることです。


大型スーパーなら198円程度の時、120円の時と、主婦からすればかなりシビアなところでしょう。


料理の具材で使用する場合、どんな料理にするのか迷えるほど、そしてなんにでも使えるため非常に便利の良い食材です。


四季によって味や料理の工夫の仕方などを楽しめる食材です。


特に食物繊維も豊富であり、ビタミンUが含まれているので便秘の方は普段よりも意識して食べてみては如何でしょうか。





 

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