第200話 もうひとつのエピローグ

 あの事件から、一ヶ月が経とうとしていた。

 季節は夏になっていた。


 私は、すっかり元気になりクッキー様のお屋敷で暮らしていた。

 相変わらず、ホラー作家のジョーは下らない下ネタを連発してきた。


「ミオミオ、今日も可愛ィ~ねぇ!

 アイドルやる気ない?」

「ありません!!」

「じゃぁ、どっかにデート行かない?」


「遠慮しておきます……」

 ッたくゥ……

 何で、クッキー様ともデートした事ないのに、ジョーとしなきゃなンないのよ。




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