第85話

「フフン、隣りのイケメン学者か」

 シュンがからかってきた。

「え、なンでェ……?」


「フ、庭で騒いでるのが見えたからさ」


「はぁ……」見られてたのか。

「あのイケメン、変わってンでしょ」

 と美香。

「え、まぁ……😳💦💦」

「私の事、無視したのよ。

 こっちから誘ってンのに」

 そりゃぁ、美香さんの所為じゃないの。

 もちろん、声には出さないけど……


「フン……」

 美香は、まだ言い足りないようだ。

「あの二人、BLなんじゃないの?」


「あ、いえ、違いますよ」

 BLじゃないですって……


 だって、クッキー様は……

 あたしの事、ウフフ……


「何、ミオ、気持ち悪いンだけど……」

 美香は眉をひそめた。

「いえ、別に……😅💦💦」




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