いろんなひと

ふくさく

ひとりめ

私は会社員、なんとなく大学に行き、なんとなく就職。幸せの度合いを一言で表せば


『普通に幸せ』


でもこの"普通"が私にはなんだか「あなたはありきたりの人間ですよ」というレッテルのような気がして、もやもやとしていた。

『普通が一番だよ』

というフォローとも羨ましがっているとも解釈できる言葉は、私には嫌味にしか聞こえなかった。


私にとっての幸せは、ほかの人には出来ない"なにか"を持ち、確かな意志と適性を持った仕事に就き、独身貴族を謳歌することなのに。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る