ディック・ブルーナ／作・絵

いしいももこ／訳

うさこちゃんの絵本シリーズの中の一冊。

うさこちゃんはおとうさんと海に行く。砂丘を登ったりくだったりするので、おとうさんはうさこちゃんを車に乗せて、海まで引いて行ってくれる。この時の車は、自動車ではなく、手押し車のようなものだと思う。

うさこちゃんは一人で海水パンツに着換え、楽しみにしていた貝を拾ったり、泳いだり。

そして、帰り道、うさこちゃんは眠くなってしまう。

とにかくうさこちゃんの絵は、はっきりした黒い線の輪郭、色もくっきり、識別しやすくて人気のキャラクターだ。

うさこちゃんは、海に行くのが楽しみ。そして、お父さんのふわふわさんは、うさこちゃんが疲れないようにしてあげたり、うさこちゃんをほめたりもして、本当に優しさを感じる。

色とりどりな色彩で貝がらが描かれたり、うさこちゃんがもってきたバケツやシャベル、大きな砂山なども描かれており、うさこちゃんの楽しい一日がうかがえる。

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