第123話

「間違いねぇ~ンだ❕

 この額の傷跡キズがズキズキと疼くンだよ!!」

 バンダナをバッと外した。


《せやで~! お前が犯人やぁ~!!》


「な! 知るか。犯人は金沢のジジーと舞美たちだろう!」


《ちゃうわ~! 舞美は犯人ちゃうし~!》


「ああ、犯人はお前さ❗❗

 阿久堂たちに使いっ走り《パシリ》にされたンだろ~!!」


「な……ッ!」


《それをうらんで復讐したンやァ~ー~!!》


「ふっざけンなァ~ー~!!」

 拳を握った小森の手が震えていた。


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