第87話
「信じられないわよ。ねぇ、ナポレオン君」
メイはおだてた。
《ハッハ、オレ様は、天才インコやからな》
美少女たちに褒められ、すっかり有頂天だ。
そんな中、舞美がオレに訊いてきた。
「ねぇ、金沢君の事、覚えてる」
「ああ、カナブンか!?」
「文孝君でしょう!」
珍しく樹理が声を荒げた。
「え、ああ、ゴメン! 覚えてンに決まってンだろ!!
阿久堂たちにイジメられて自殺したンだから……!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます