第59話

「向こうで話しましょう。」

 リオがエスコートした。


 オレたちはベンチのある広場で話し合う事になった。

 木洩れ日が差していた。


 オレが改まって舞美に向かうとビックリしたような顔をした。


「何よ。まさか、ここで告白こくる気?」

 舞美は警戒した様子だ。


「いや、ち、違うよ」

「じゃ、何よ。私たち、そんな気ないわよ。

 ねェ……」

 盛んにメイと樹理に視線を送っていた。

「ええ……」

 メイと樹理は頷き視線を逸らせた。

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