第49話

「知るかよ……。この暴力刑事、ナンとかしろよ」

 小森はリオをアゴで差し冨田に言った。


「はぁ…、ちょっと……」

 何とか冨田もリオをなだめた。


 事情聴取が終わりリオたちは車へ戻った。


「イスルギさん……、頼みますよ。

 もう少し穏便に!」

 冨田も気が気じゃない。


「フン、ったく、今の話がマジだったらノアも阿久堂殺害の動機は充分ねェ……!」


「はぁ……」

 冨田も複雑な心境だ。

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