第30話

「まぁね、高山にとっちゃァ、お気に入りの靴だったらしいからねぇ」


「ノア君、まだキミだって完全に容疑が晴れたワケじゃないンだよ」

 イケメン刑事の冨田が言った。


「わかっているさ。ッで、カナブンの実家で聴き込みか?」

「捜査協力してくれるの」


《せやで~、リオのためやったら例え女子更衣室の中でも飛び込むで~😆🎶✨》

 ナポレオンはリオの肩に乗ってご機嫌だ。


「そりゃぁ、ただのお前の願望だろう」





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