第86話 ホットボンドと

 こんなものでも読んでくれる人はいるんだなと。

 まあ、この86話まで来る前に愛想尽かしている可能性は割と高いけれども。

 ぼちぼちでも続けて行こうという気にはなれる。

 しかし面白いものが書けるかどうかはわからない。できるだけ面白くしようとは思ってはいるが「まず書く」ということが前提なので、面白いものが書ける状況でなくても書くのである。つまり今回もそれ。


 ホットボンドというものがある。100円ショップでだいたい20本入りで売っている。グルーガンに装着してその先端からにゅるにゅると出して接着などに使うものだ。

 これはけっこう便利で、割と強引な固定方法に使える。


 で、ここまで書いているがノープランである。単に思いついたから書き始めただけで、面白くなる保証はまったくない。


 ほら、詰まった。


 普通は、このような状況になれば、書いた分を削除して最初から書き始めるのである。

 しかし、このまま終わる。

 投げっぱなしである。


 これではせっかくついた読者も離れる。

 つーか、この連載に読者がつくことを期待していたら、気軽に書けない。


 この連載を読むくらいなら、ほかのショートショートを読んだ方が有意義なのでそうしてもらうことをおすすめする。

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