第66話 自分の中の五歳児

 どこで読んだか、「創作する人は昔の幼いときの自分を救うためにやっている」という話がある。

 こないだ『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』を観てから以降、頭にこびりついてたものの答えが「自分の中の五歳児のために書こう」ということだった。


 「大人の鑑賞に堪える」という言葉を褒め言葉にする人がいるが、「子供の鑑賞に堪える」作品のほうが難しい。大人は「耐えて鑑賞できる」が子供はできない。

 私の中の五歳児が喜ぶものを書くのが大切なんだと思っている。

 それが具体的にどうなのかっていうのは問題で。小説にならない可能性は高い。文字のみの表現では無理かもしれない。

 まあひとまずはぼちぼち考えてみる。

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