第22話 光と闇
この二日のことだが、どうも夜眠るときに嫌な事を考えるというか、不安になる。
もういっそ、眠たくなるまで起きてていいんじゃないか。
明るい時刻だと不安にならないのだが、日照がなくなると不安を感じやすくなるのだろう。けどその影響が出るまで何時間かラグがあるので、0時とかぐらいに不安感が湧いてくるのだろう。
日が暮れたら部屋を照明で明るくしておいたらいいのかもしれない。LEDで照度を変えられるので、いつも最大光量にはしていないのだが、最大にしたらましになるのかもしれない。今夜やってみる。
「闇」を「不安」の比喩に使うことは多い。
私は日陰者だが、闇の者ではない。
闇の者というとアンデッドとか深海魚とかか。
とりあえず私は腐っているかもしれないが、まだゾンビにはなっていない。
本能は闇を怖れる。というか視覚に頼って生きているからその情報がないところが怖いのは当たり前。
部屋は暗くして眠るのが良いのだが、暗いと怖いという矛盾。
私は部屋の明かりはそんなに暗くしないで眠る。
闇を怖れず真っ暗にして眠る人とは思考だか精神だかの構造が私と違うんだろう。
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