第12話 お試し期間で。

(吉野町のおじ様 視点)

突然の依頼人の登場で、理江ちゃんへの作業内容の説明が中途半端になってしまった。

「…で…理江ちゃん…どうかな❔探偵やってみないか❔…」

「…あの…私…お試し期間が欲しいです…駄目ですかね❔…」

一般的な職場なら、お試し期間は必要で。

俺達は、理江ちゃんが『極悪コンビ』の片割れ、結婚している事、左手に障害を持っていると言う事しかしらない。

「…良いじゃない…お試し期間。私達はまだ、貴女の事知らない訳だから。」

俺の考えを汲み取った雪は、理江ちゃんの提案を快く受け入れた。

「…じゃぁ…明日からお試し期間で。でもいつまでが良い❔」

「…今日の依頼が終わるまででも良いですか❔…」

俺達は、(またしても)理江ちゃんの提案を受け入れていた。



後書きと言う名の言い訳(笑)

なんだか、ほのぼの系だなぁ(笑)

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