審査員の自主企画てやって参った次第でありますが……普通にエッセイなんですね(^^;)
審査といってもどう審査すればいいのやら……
まあ、文章の誤字脱字誤用はさておくとして、

確かに「現在の国際機関」はその役割を果たしていないということはこの文章でよく分かりますが、では「国際機関という概念」はどうでしょう。脱国際機関的主義を推しているということは筆者様は「国際機関という概念自体が理に適っていない」とお考えなのだろうとお察ししますが、しかしその部分についての根拠が薄いかと思われます。
論展開をしていく際にはその主張の根拠を一般での認識や事実に基づいてはっきりと示さねばなりません。
また、その点では「概念自体の否定」というものは基本的に不可能です。「人間の意識はあるか」ということを証明する根拠がないように、概念については憶測でしかものが言えません。この場合、「概念は否定される」という主張よりは「概念は否定されると私は考える」「概念は否定されるという考えを持つことをお勧めする」などと言った方が論全体のまとまりは増えるかもしれません。

こんな感じでどうでしょうか……