November.

真性文学少女

詩集のページに残った

附箋紙ポストイットの糊の跡

綺麗なままの白い紙地に

それは浮き出して見えた


貼って剥がしてUn 1 deux2

涙も笑顔も感情をUndo


文学的にしか

ひとを愛せない私の

初恋はあなたの詩で


今もあなたの紡ぐ詩に

これまでとは違うウタ

恋をし続けているんだ


畢竟私が惹かれたのは

きっとあなたのその魂

細い躰が朽ちても残る

目に見えて血を流す心


Si j'étais né un peu plus tôt,

j'aurais pu te rencontrer.


Si moi et vous pouviez vous rencontrer ......



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