Liar

「愛してる」って言葉が

こんなに虚ろに響くなんて

知らなかった

あなたに出逢うまで


誰にでも囁く台詞なら

安い消耗品ならいらない

そんな粗品は受け取れない


だから一度も言わなかった

「好き」って、「愛してる」って

だから打ち明けなかったの

私はもう長くないって


私がいなくても

あなたは生きていけるでしょ?

消耗品は私のほうだったね

そう思ってたのに


どうして泣いてるの?

そんな顔初めて見た

「愛してた」なんて

似合わないこと言わないで


どうせなら私の呼吸を

その唇で止めてしまってよ


もし生まれ変われるのなら

またあなたに逢いたい



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