リト~小説家になりたいと願う君~
留依華(ルイカ)
第1話 6階建ての華山荘
私、黒木リトは、18歳で東京に上京した。
小説家になるためだ。
リトは漢字で書くと、「吏途」と書く。
gogoreマップを頼りに、小説家になるための寮、「華山荘」に
向かっている。
友人から聞けばそこは、階級により部屋が決まるのだとか。
ふと立ち止まり、上を見上げた。
厳粛な石造りの門をくぐる。
看板があった。
看板には「華山荘」の文字が。
人の声がした。
「もしかして、貴方?今日くる、黒木 リトってのは。
私は、天鳳 ルア。第三階級よ。彼女は、佐倉さん。
管理人よ。」
「貴方、第一階級ね。ルア、リトを部屋まで案内してやって?」
「えぇ。」
(どんな小説家ライフが待っているんだろう。
楽しみだなぁ。評判が良いなら、きっと部屋も豪華だよね。)
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