もっと…
「うわ、グロい」って、それが最初の感想。
何でだろう、愛してるのに触れられなくて、触れられたくなくて。
忌むべきことだってずっと思ってたし、今だって思ってるから、もっとなんて欲は汚らわしい。そう思われたくないし、思いたくない。
動物のような目をした裸の恋人に「ごめん」とだけ言って、部屋を後にした。
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