ギフト

昔、将来の夢を聞かれると、バレエダンサーと書いていて親も応援してくれていたけれど、本当はずっと、ふわふわした衣装を脱ぎ捨てて、力強い男性のパートをやりたかった。“美しい男性”に憧れた。


でももっと高く飛んでみたくても、僕の身体はそう出来てはいない。

胸がふくらみ始めた頃、夢を諦めた。

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