第2話 ビジネス本などにある長財布使用の勧めは理にかなっている説

  なぜお金持ちになる方法!とか開運!とかビジネスマナーの本では長財布ばかり勧めてくるのだろう?と思ったことはありませんか?




 さすがに、背広のリーマン、しかも部長とか偉そうな感じの人が、支払いは任せろー!バリバリーというアスキーアートみたいなマジックテープ式のメッシュ素材の財布出してきてバリバリ始めたら、


(ほんとに部長払ってくれるのかな……?)


って心配になりますよね。けれど、あとは、ボロボロや無理やり詰め込み積載量オーバーでなければ何でもいいように私は思っています。

 家族全員長財布好きじゃない派か嫌いで使いたくない派のいずれかという家で育ったので、長財布=銀行からおろしたお金を家計のあれやそれに分けてしまっておく奴という認識で30年くらい育ってきたのが大きいのかな。




 数年前、たまたまその手のビジネス本を読んだあとに財布が壊れそうだったので、試しに長財布を買ってみました。


 理由の一つは、たまたま長財布以外の店頭在庫が、気に入らなかったことです。引っかかりそうな位置にでーんと謎のロゴマークが付いていたり、開け閉めしたらファスナーがしょぼくてスムーズじゃなかったり、子ども向けにファンシーな色柄だったり、カード類100枚入ります!みたいな収納だらけで分厚かったり。


 二つ目は、ある本に書かれていた理由に納得がいったからです。こんなことが書かれていました。


『長財布は、折り曲げないことによって二つ折りの財布よりもお金の出し入れがしやすい。それと同時に、お札がしわになりにくい。

 つまり、二つ折り財布を使う人よりもお札を大切にしているということである。』


 ちょっとスピリチュアルくさいですけど、出し入れがしやすくてお札がしわになりにくいというところに魅力を感じました。


 この二つ目の理由、結構重要だと思うんです。スピリチュアルくさいけど、感謝とか大切にする心って、一朝一夕で育つものじゃないしね。


 長財布を使うということがメインではなくて、財布とその中身を大切に扱えってことをその著者さんは言いたかったんだと私は勝手に思っています。



(・ω・)

・おさいふとお金は大事に扱おう。

・中身を点検して整頓を心がけよう。

・お札の向きをなるべく揃えると、数え間違いが減るよ。

(せめて表裏か上下かどちらかを揃える)

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