超人が異世界に転生したら

@Simomiu

日常

 終業式も終わり俺、工藤春輝は今日もいつも通り竜也、凛と一緒に帰っている。俺と竜也、凛は家も近く幼馴染だ。


「なぁ春輝、明日空いてる?

  夏休みだし久しぶりに三人で遊びに行かね?

  凛は良いよな?」

 


「何で私には予定聞かないの?

  遊べるけどさ」



「だって凛は部活やってないし一人暮らしだろ

  だったら暇じゃん」

 

  凛の両親は海外に仕事で行っていてあと2年は戻ってこない。

 


「だったら春輝だって同じじゃん。

  部活やってないし

  ねー春輝?」


  俺は確かに部活をやってない。とゆうかやる暇がない。

 特別政治顧問だぞ!俺は!!


 休日はいつも官僚との会議があるし、休日が出来ても爺ちゃんが「剣の相手をしろ」ってうるさい。


 部活もやるとか絶対無理!


「凛は俺が部活やれると思ってるんだー」


 俺は凛に聞き返す。


「ご、ごめんなさーい」


 凛は泣きそうになりながら俺に謝る。


 だけど流石に今ので泣かれると辛い。

普通に聞いただけなのに・・・


「お前オーラヤバいな

  そんなオーラ女子に出すからモテないんだよ」


また出してたのか・・・

このオーラ?は爺ちゃんのせいだ。


 爺ちゃんは工藤流剣術の指南役で爺ちゃんが(オーラというか殺気?)を出すからこっちも殺気を出さなきゃいけないんだよね。


 てか孫に向けて殺気出すっておかしくない!?


 あと別にモテなくていいし!

 でもモテてる奴に言われるとウザいね。


 竜也は剣道で全国大会までいってて凄くモテている。

 去年のバレンタインなんて男からも告白されてたし・・・


 まあ竜也より強いけどね、俺。


「うるせーな、ほっとけよ。

明日は午前中は予定が入ってるから無理だわ。

  午後からならいいぞ。」



  「じゃ明日、俺の家来いよ。」


 竜也の家はいつもの集合場所だ。


 


 そして俺たちは別れた。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る