3. 閉じていく未来

残念。バトンを受け取れなかった僕はここでお終い。じいちゃん、ばあちゃん、父ちゃん、母ちゃん、さようならとなる。しかし、よくよく考えてみれば、それ以上の親不孝もないとも思う。しかし、彼らも何かタスケテくれる訳ではない。なぜそうなってしまったのか。なぜそうなってしまったのか。今は誰も彼も忙しく、見合い話も出てこない。

もはや万策尽きており、たかだか小銭を稼いだところであまり意味はないのだった。



死神が目の前を横切る

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