HCS...穴の空いたスラックス
星
広大な宇宙の空間に点在し
時として見上げれば
人を感動させたり
させなかったりする
昼に輝ける存在は少ない
夜になれば闇になるようなところから出てきたから
見上げても月しか見えない夜空に幻滅し
正面に漂うブレーキランプの残光に
他人の気配を感じる
そもそも闇になるところから出てくる前は
視力が今より全然よかったから
よく見えたのも当たり前のような気がするけれど
生放送の時間が迫っていたから
走って帰ろうとして
転んで
怪我して
膝が血だらけのままブラウザを開くとか
全然成長してないようにも感じる
推しの笑顔は一番星だ
痛みのせいで
内容が入ってこない中
涙ながら
でも
つられて自分も
表情だけは笑顔だった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます